2012-01-01から1年間の記事一覧

バキータさん

東京駅が背景のビルとコントラストしてきれいでした。 ・ 額づく3人の学者 (下) マタイ2章1-12節 (3) 長く牧師をしていても、2千年に渡る世界のキリスト教全体を見わたせる訳ではありません。素晴らしい信仰の証をした人たちの大半を知らぬまま…

ヘロデ大王も用いられた

・ 額づく3人の学者 (中) マタイ2章1-12節 (2) さて、学者たちが導かれた星、星の光は何を意味しているのでしょう。それは実際の星でもありましたが、真理を、神の導きを意味しています。彼らは広大な銀河宇宙、満天の星の中に仄かに真理を指し示…

恐れで見ない日中関係

・ 額づく3人の学者 (上) マタイ2章1-12節 (序) 町を歩くとあちこちクリスマス・ツリーが飾られ、最近、玄関ドアのリースも松飾りのように普及して来て、場所によってはキリスト教国のようです。しかし、イエスの誕生を喜ぶ本物のクリスマスは殆ど…

勇敢なのは単純な服従

リオンの丘にある Villemanzy Residence からの眺め。 ・ ファリサイ人のパン種 (下) ルカ12章1-3節 (2) 上辺だけでない、本物の信仰者と申しました。ファリサイ人は表面を清めるだけです。形だけで、心の底から神を信じ仕えているのではない。ど…

ファリサイ人のパン種

リオンに行けば Villemanzy Residence をお勧めします。 リオンの西の丘の中腹にあり眺望がよく昔は修道院でした。地下鉄の便も良く料金も手頃でした。 ・ ファリサイ人のパン種 (上) ルカ12章1-3節 (序) 今日の最初に「とかくするうちに」とありま…

律法学者の不幸

初めて会ってもテゼの仲間のスマイルは自然でいいですね。長く友情が続きます。 この中から今年、国境を越えてカップルが生まれました。 ・ 律法学者の不幸 (下) ルカ11章45-54節 (2) イエスから急所を突かれ、彼らは激しい敵意を燃やしました。…

許しは、私の毎日の奉仕

晩秋の日比谷公園から丸の内を見ました ・ 律法学者の不幸 (中) ルカ11章45-54節 (1) さて今日の46節に、律法学者が「そんなことをおっしゃれば、私たちをも侮辱することになります」と言ったのに対して、イエスは、「あなたたち律法の専門家…

2つの灯りがつきました

去年の2倍に成長した小さなツリーです ・ 律法学者の不幸 (上) ルカ11章45-54節 (序) イエスは愛に生きられました。貧しい人、虐げられた人、寄るべなき小さくされている人と共に生きられました。律法に従って生活できない、貧しい病める人たち…

キリスト教は本来爽やか

今日の写真は、ウイーンのザッハーでお口直しのためです。 ・ 内から清める (下) ルカ11章37-44節 (3) 今日の箇所の中心のメッセージを再確認して終わります。それは41節で、「ただ、器の中にある物を人に施せ。そうすれば、あなたたちにはす…

闇を隠しちゃあなんない闇が大切

盛況だった北村裁判第2回口頭弁論報告集会(12月3日) ・ 内から清める (中) ルカ11章37-44節 (2) イエスが、ファリサイ人たちは「薄荷(はっか)や芸香(うんこう)やあらゆる野菜の十分の一は献げるが、正義の実行と神への愛はおろそかにしてい…

”津波の海岸ツアーに行きましょう”

若林区荒浜のボランティア基地はビニールハウスの中でした。 ・ 内から清める (上) ルカ11章37-44節 (1) 今日の聖書の最初に、「イエスはこのように話しておられた時」とありました。これは当然、先週の33節以下の話を指しているでしょう。 イ…

ともし火は燭台の上に置く

仙台・若林区荒浜地区の松林 ・ 全身が輝く人 (下) ルカ11章33-36節 (4) 女川漁港の中心地は全滅していました。だが、再建の槌音は僅かながらあり、希望の兆しを感じました。20m程の津波がこのリアス式海岸の街を直撃しました。自然の力の凄…

目をささげ手足をささげクリスマス

エマオのスタッフと食事ボランティア ・ 全身が輝く人 (中) ルカ11章33-36節 (2) さて今日の聖書は、35、6節に、「あなたの中にある光が消えていないか調べなさい。あなたの全身が明るく、少しも暗いところがなければ、ちょうど、ともし火が…

今頃になって震災ボランティア

津波でなぎ倒された大川小学校 ・ 全身が輝く人 (上) ルカ11章33-36節 (1) 先週宮城県の仙台と石巻に初めてボランティアに行ってきました。今日は礼拝後の平和集会でお話することになっていますが、先にここで少しお話させていただきます。 私は…

裁かれるために来られたキリスト

女川の中心街には津波で横倒しになった建物が倒壊したまま。その津波の力のもの凄さを今日も語り伝えています。 ・ 蝮(まむし)の子らよ (下) マタイ3章7-12節 (3) 色々引用しましたが、聖書は愛の書であり、キリストは愛と赦し、平和の主、慈愛…

ヨハネは異端者か

震災支援センター「エマオ」のボランティアさんは、毎朝、10数キロ離れた若林区に自転車で出かけます。 蝮(まむし)の子らよ (上) マタイ3章7-12節 (序) 「蝮(まむし)の子らよ」というきつい題になりました。別に心が荒ぶっているわけじゃなく…

眠りについた愛する人たち

ベートーベンの手書きの楽譜もありました。 ・ 羊は声を聞き分ける (下) ヨハネ1章27-28節 (5) さて、「私は彼らを知っており、彼らは私に従う」と言われた「彼ら」とは誰でしょう。永眠者記念礼拝のために今日前に飾られた写真の方々を抜きに、…

「ミスター・ストラディバリウス」が偽物をつかませる

ウイーンのバイオリン博物館。天国は美しいバイオリンの音色であふれています。 ・ 羊は声を聞き分ける (中) ヨハネ1章27-28節 (4) 子ども達と一緒に礼拝するって、素晴らしいですよね。何だか元気が出てきましたね。で、祝福式が終わり、子ども…

天の川で友だち4人と遊んでいました

(文中の川とは異なります。) ・ 羊は声を聞き分ける (上) ヨハネ1章27-28節 (1) 「私の羊は私の声を聞き分ける」ってありましたね。羊さんって知っている?うん、知ってるよね。頭に角があってさ。なかった?そうだっけ?あったよね。そうそう…

今、ここに、生きよ

・ ヨナのしるし (下) ルカ11章29-32節 (3) イエスは、今の時代の者たちは「しるしを欲しがるが、ヨナのしるしの他には、しるしは与えられない。つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしる…

死の直前でも出直せる

さびしく歩いているのは実に面白い路上芸人。抜群の人気者です。 ・ ヨナのしるし (中) ルカ11章29-32節 (2) 春以来、A君のことが絶えず頭にあります。眼は爽やかだし顔も明るく、一見してそれほど知能が遅れていると思えません。それに素直で…

予断なくイエスに接した民衆

♪ 橋のうえで踊ろよ踊ろよ橋のうえで ♪ その橋です。 ・ ヨナのしるし (上) ルカ11章29-32節 (1) 暫く前に、11章14節以下のベルゼブル論争の箇所を取り上げました。イエスが悪霊の頭だと言われた論争です。 こうでした。イエスが口を利けな…

人の前に身を屈める神

(アヴィニヨン演劇フェスティバルつづき) ヨーロッパのお馴染みの風景がここにもありました。 ・ 人の前に身を屈める神 (下) ホセア8章1-14節 (前回からつづく) 3) 次の8章11節で、更にホセアは語ります。「エフライム(北イスラエルのこと…

チョコっと事実を曲げること

(アヴィニヨン演劇フェスティバルつづき) カフェ・テラスの客たちに歌って自分たちの芝居に誘っていました。 ・ 人の前に身を屈める神 (中) ホセア8章1-14節 (前回からつづく) (2) そのような中で今日の8章が語られますが、それは新しい希望…

小説「氾濫」とホセア

シャッター・チャンスを逃しました。にっこり笑った笑顔が魅力的だったのですが。彼女もお芝居のチラシを配っていました。 ・ 人の前に身を屈める神 (上) ホセア8章1-14節 (序) 今日は久しぶりに旧約聖書を取り上げました。ホセア書はあまり馴染み…

サバティカル

・ 「サバティカル」 詩篇23篇1-3節 (1) 今日の牧師会はサバティカルがテーマで、この後、Y先生からお話いただきますが、その前に短い礼拝のお話です。 この後どんなお話をして下さるか楽しみですが、私はサバティカルが主題だというので考えていた…

わたしの証人 ― 足元での伝道 ―

アヴィニヨン・フェスティバルは出演者自身が街に繰り出して観光客にチラシをまいています。 ・ わたしの証人 使徒言行録1章8節 (1) 今日はバザーのために、短縮した礼拝になっていますので、短くお話させていただきます。 先ほどの箇所は、復活のイエ…

世界一の棚田

(前回の写真に続く) 先程まで路上でパーフォーマンスをしていた青年たちまで2人の演奏に引き込まれていました。 ・ お互いの間の愛の豊かさ (下) Ⅱテサロニケ1章3-5節 (3) テサロニケ教会において、信仰と愛が迫害と苦難の中で成長したのです。 …

マララさんのブログ

(前回の写真に続く) フェスティバルには日本人の役者たちも地下足袋を履く忍者姿で来ていました。 ・ お互いの間の愛の豊かさ (中) Ⅱテサロニケ1章3-5節 (2) では、どうしてテサロニケ教会にそういう信仰と愛の連帯が生まれたのでしょう。 4節は…

お互いの間の愛の豊かさ

(前回の写真に続く) アヴィニヨン演劇フェスティバルの会場は至るところにあり狭い路地もにぎやか ・ お互いの間の愛の豊かさ (上) Ⅱテサロニケ1章3-5節 (1) テサロニケの信徒への手紙の第Ⅰが終わって、今日から第Ⅱの手紙に入ります。今回は主な…