2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

安らかに前進する

グリンティンクにあるベートーベンの家の一つ ・ 安らかに前進する (下) ルカ2章22‐35節 (3) シメオンの時代のイスラエルはローマ軍に占領され、圧制が敷かれ、それを倒そうとするテロ組織もある不穏な時代で、やはり先が見えません。宗教は形骸化…

救いを抱きしめた人

中世のバラ窓の一角 ・ 安らかに前進する (上) ルカ2章22‐35節 (序) 春に創立20周年をお迎えになるそうで、少し早いですがおめでとうございます。O先生は60数歳から80数歳まで、第2の開拓伝道をここでなさって、本当によく教会にお仕えにな…

若者の問い 「生きる値打ちはあるのか」

イエスの昇天 1100年代のリヨンの教会 ・ 目標は目先の利益でなく (下) Ⅰテサロニケ2章1-6節 (3) イエス・キリストの福音は全生涯また全存在を掛けて信頼していくに堪えうる真理であったからでしょう。十字架と復活こそ永遠の真理だからです。…

自分の闇に語らせてはならない

長い縦長のステンドグラスの中央にこのメダリオンがあります。空の墓=復活の場面です。 理由はイエスの誕生でなく、復活がキリスト教の中心だからです。 1100年代のリヨンの教会で ・ 目標は目先の利益でなく (上) Ⅰテサロニケ2章1-6節 (1) 今…

踏ん張っている根がある

母マリアの左でヨハネがイエスの血を手から集めています。「これはあなた方の罪の赦しのために流す血…。」右側はアブラハムとイサクです。木の上に蛇が挙げられています。十字架のイエスの象徴です。 ・ 伝播する神のことば (下) Ⅰテサロニケ1章8-10…

悪習の悩みも解決される

リヨンの12世紀の教会ステンド・グラス窓は下からみ告げ、誕生…と続きます。 ・ 伝播する神のことば (中) Ⅰテサロニケ1章8-10節 (2) この言葉を、もう少し馴染みのある言葉で言えば、第Ⅰコリント6章の、「あなた方は代価を払って買い取られたの…

伝播する神のことば

シルクロードの西の果て、リヨンの町のサン・ジャン教会は12世紀に建てられました ・ 伝播する神のことば (上) Ⅰテサロニケ1章8‐10節 (1) 去年はニュージーランドの地震によるビル倒壊で若者たちやその引率者などが亡くなる災害から始まりました…

絆とは

窓伝いに歩くヒョウが上にも下にもいます。 実はだまし絵 分かってましたって? でもガラス窓も まさかだまし絵だとは思わなかったでしょう。 ・ イミタチオ・クリスティ (中) Ⅰテサロニケ1章4-7節 (2) パウロたちは少しも弱音を吐かなかったのです…

イミタチオ・クリスティ

・ イミタチオ・クリスティ (上) Ⅰテサロニケ1章4-7節 (序) 「イミタチオ・クリスティ」という題ですが、今日は皆さんに、「イミタチオ・クリスティ」「キリストに倣いて」という本をひも解いてお話ししようと言うのではありません。パウロが6節で…