2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

年収1億円以上の人がいていいの?

名品の数々がパリの中世美術館にありました。 ・ 多く任された者の責任 (下) ルカ12章41-48節 (4) イエスは、「もしその僕が、主人の帰りは遅れると思い、下男や女中を殴ったり、食べたり飲んだり、酔うようなことになるならば」と言われました…

ヒトラーを愛さなかった私の罪

このタペストリーも優れたものです。パリの中世美術館で ・ 多く任された者の責任 (中) ルカ12章41-48節 (3) そこで45節で、イエスは、「しかし、もしその僕が、主人の帰りは遅れると思い、下男や女中を殴ったり、食べたり飲んだり、酔うよう…

永遠の副牧師

パリの中世美術館で ・ 多く任された者の責任 (上) ルカ12章41-48節 (序) 今日の箇所は前回の続きです。先週お出にならなかった方にはちょっと分かりにくいかも知れませんが、できるだけ説明を加えていきたいと思います。 (1) 先週のところで…

目を覚ませ、日本

パリのクリューニー中世博物館で。盆に乗せられたバプテスマのヨハネの首。 ・ 目を覚ませ、日本 (下) ルカ12章35-40節 (3) こうして40節は、「あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである」と、キリストの再臨を…

社長冥利に尽きる

パリのクリューニー中世博物館で。マリアとヨハネの表情が真に迫ります。 ・ 目を覚ませ、日本 (上) ルカ12章35-40節 (1) 私たちの信仰は、キリストが再び来られる再臨を待つ信仰です。クリスチャンというのはとんでもない日を待っています。こ…

共に心を天に向けましょう

フランス革命で全く破壊されたブルゴーニュのクリューニー修道院は中世博物館にその面影をとどめていました。 ・ 小さな群れよ、恐れるな (下) ルカ12章32-34節 (3) ラルシュ共同体を始めたジャン・バニエさんの「愛と性の叫び」を読んでいます…

心の芯の部分をどこに置きますか

パリのクリューニー中世博物館で ・ 小さな群れよ、恐れるな (中) ルカ12章32-34節 (2) さて33節に、「自分の持ち物を売り払って施しなさい。擦り切れることのない財布を作り、尽きることのない富を天に積みなさい。そこは、盗人も近寄らず、…

敬意をもってコーヒーでもてなす

パリの中世博物館で ・ 小さな群れよ、恐れるな (上) ルカ12章32-34節 (序) イエスは、「空の小鳥、野の花を見なさい」と語って、彼らのように神に委ねて思い煩いを捨てて生きなさいと言われました。先週申しましたが、これは清水の舞台から飛び…

野生の美しさ

中世博物館には「貴婦人と一角獣」の他、素晴らしい彫刻やタペストリーがありました。 ・ 思い煩いを断つもの (下) ルカ12章22-31節 (3) 次にイエス様は、「野原の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っ…

Worry(思い煩う)の元の意味

中世の逸品「貴婦人と一角獣」が日本に来るとか。この題は「嗅覚」。 ・ 思い煩いを断つもの (中) ルカ12章22-31節 (1) さて、こうした現実の中でイエスは、「烏(からす)のことを考えてみなさい」と語り、彼らは「種も蒔かず、刈り入れもせず…

欲望を全開する政策

「貴婦人と一角獣」の視覚のタペストリー。 ・ 思い煩いを断つもの (上) ルカ12章22-31節 (序) イエスは弟子たちに、「だから、言っておく。命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣…

見えない神との出会い

―今年、東京にやってくるとか― パリの中世博物館にある、もとはクリュー修道院にあったタペストリー これは、「私の唯一ののぞみに」を表現。 ・ お墓での出来事 (下) ルカ23章56節-24章12節 (4) 第2コリント5章に、「私たちは、今後誰をも…

キリストの弟子である一人のホームレス

・ お墓での出来事 (中) ルカ23章56節-24章12節 (2) さて、今日の聖書が私たちに告げるメッセージの中心は、「なぜ、生きている方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、…三日…

イースターを飾る花

知人が時々友人たちとディナーを食べるホール。……ええ、あなたもご存知のあの場所です。 ・ お墓での出来事 (上) ルカ23章56節-24章12節 (序) 今日は天気が悪く気温も低いですが、それでも桜が満開で春を迎えました。寒さに耐えていた地面に若…