2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

若者たちの身軽さ

ご苦労さま。大晦日にあなたとのお別れです。隣村のAmeugnyで。 ・ 最初の弟子たち (上) ヨハネ1章35-42節 (序) 今年最後の礼拝を迎えました。一年を振り返って、今年の初め頃を思い出して、自分が今ここにいるのを不思議に思い、このことを一重に…

マリアの "Let it be"

Le Levry の村までやって来た証拠写真です。 ・ マリアの "Let it be" ルカ1章26-38節 クリスマス・イヴ礼拝 (序) 先ずこのクリスマスに、戦争やテロで平和を失った世界の人たちに、平和が来ますように。貧しさと暗闇に置かれている人たちに、キリス…

飼い葉桶におられる神

テゼから隣村Ameugnyを抜け、La Grange Sercyの酪農場を通ってLe Levryに向かう農道は素晴らしいウオーキングの場所です (右端クリックで拡大) ・ 飼い葉桶におられる神 (下) ルカ2章1-7節 (3) ベツレヘムのマリアとヨセフに戻ると、「宿屋には彼…

牽引力でなく愛が欲しいのです

テゼの「和解の教会」の聖書台はブラザー達の最後尾にあります。 そこから後方に向かって、世界に向かって聖書が読まれます。 その聖書台に置かれたイコンはマリアへの受胎告知でした。 ・ 飼い葉桶におられる神 (上) ルカ2章1-7節 (序) クリスマス…

ファリサイ人の救い

テゼの質素な昼食。これがおいしいのです。 ・ 二人の祈り (下) ルカ18章9-14節 (3) 言葉を変えて言えば、徴税人は、「神よ、私というこの罪人の場所にどうかあなたが降臨してください」と祈っているのです。 クリスマスは、神の独り子、キリスト…

「心の中で」が問題です

テゼのパイプオルガン ・ 二人の祈り (中) ルカ18章9-14節 (2) さて、背筋をまっすぐ伸ばし、反り返って、「他人を見下す」人たちに対し、イエスはファリサイ人と徴税人の2人の祈りの譬えを話されました。 「ファリサイ派の人は立って、心の中で…

バグダッドに残った牧師さん

ギリシャからテゼに来たAさん。イコンに触って祈るのだそうです。 ・ 二人の祈り (上) ルカ18章9-14節 (1) 先週の所には、どんなことがあっても気を落とさず、執拗に祈りなさいとありました。祈りの持続です。今日の所では、祈りの別の側面とし…

人生を平和に美しくするもの

五色の鐘が高らかに鳴り響くテゼの鐘楼。この素朴さが世界の若者に親しまれています。 (右端クリックで拡大) ・ やもめと裁判官 (下) ルカ18章1-8節 (2) さて、ある人がこのやもめについて言っています。「あのやもめが勇敢にも裁判官の前に出て…

裁判官へのストーカー

大山を訪れたテゼ共同体のブラザー・ギランさん (右端クリックで拡大) ・ やもめと裁判官 (上) ルカ18章1-8節 (序) 今日の箇所は他の福音書にはない、ここだけにあるルカ特有の記事です。ですから、貴重な箇所を取り上げることになります。祈りの…

人と接するときの原点に

テゼに着くとまず訪れるのがカーサ。顔見知りかなと思うほどフレンドリーなスタッフが迎えてくれてホッとします。この時間は閉まっていて、「3時半」においでくださいと表示されていました。 (右端クリックで拡大) ・ 一人のみどり子 (下) イザヤ9章1…

兵士の靴や軍服が焼き尽くされた

庭から見えるテゼ村の教会 ・ 一人のみどり子 (中) イザヤ9章1-6節 (2) その大いなる光がどういうものか、またどれ程のものか、色々な比喩を交えて2節以下で語られます。 「あなたは深い喜びと、大きな楽しみをお与えになり、人々は御前に喜び祝っ…