2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人を健やかにするイエスの福音

2,300mのグリュン・ゼーからのマッターホルン。 (右端クリックで拡大) ・ イエスの権威とは (下) マルコ1章21-28節 (4) 最後にイエスが安息日に、シナゴグでなさった意味をもう一度考えましょう。イエスは安息日に癒しをなさらなくてもよ…

イエスの権威とは

2,300mのグリュン・ゼーに沢山の小魚が住んでいました。 (右端クリックで拡大) ・ イエスの権威とは (中) マルコ1章21-28節 (3) さてイエスは、汚れた霊の強い願いにもかかわらず、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになった。すると…

魂の根っこが病んでしまった

2,300mのグリュン・ゼーに着きました。 (右端クリックで拡大) ・ イエスの権威とは (上) マルコ1章21-28節 (1) 「一行はカファルナウムに着いた」とあります。一行とはイエスと4人の漁師たちです。イエスは、洗礼を受け、荒れ野の誘惑で…

国境線を超えて

チェルマットのエーデルワイス ・ 金持ちとラザロ (下) ルカ16章19-31節 (3) 金持ちの話に戻りますが、彼は陰府(よみ)の苦しみを訴えていますが、彼はラザロを愛さなかった自分の罪については一言も語りません。むしろ、先程も言いましたよう…

天国と地獄の裂け目

マッターホルン見物客を乗せた登山列車 ・ 金持ちとラザロ (中) ルカ16章19-31節 (2) ところが、ラザロが死ぬと、「天使たちによって宴席にいるアブラハムのすぐそばに連れて行かれた。金持ちも死んで葬られた。」 この世と天国では価値観はまっ…

犬からも舐(な)められた暮らし

昨夜の石神井川の奔流 ・ 金持ちとラザロ (上) ルカ16章19-31節 (序) この譬えは何をテーマにしているのでしょうか。イエスが語られた、陰府に落ちた金持ちと天上のアブラハムの譬えには、因果応報や勧善懲悪の教えと取られかねないものが混じっ…

権力と繁栄への誘い

Le Tour de France ・ 権力と繁栄への誘い (下) ルカ4章1-13節 (3) このイエスの言葉に、悪魔が本性を表しました。それが5節以下です。「悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。そして悪魔は言った。『この国々の…

人の欲望を知るエキスパート

1番の選手の前に入ってきました ・ 権力と繁栄への誘い (中) ルカ4章1-13節 (2) 「そこで、悪魔はイエスに言った。『神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。』イエスは、『“人はパンだけで生きるものではない”と書いてある』とお…

気のゆるみを狙われました

リヨンに一番で入ってきました ・ 権力と繁栄への誘い (上) ルカ4章1-13節 (序) 今日は、初めての方々もおられますが、イエスが受けられた有名な荒れ野の誘惑から御言葉を聞きたいと思います。第1は、石をパンに変えよという誘惑、第2は国々の一…

喜びは手元にあります

ゴール前に凄まじくダッシュしました 右端クリックで拡大 ・ 喜びは手元にあり (下) ルカ6章20-23節 (3) それは、先ほど触れましたが、20節で言っておられるように、「神の国はあなた方のものである。」ここにその根拠があります。あるいは、2…

津波の夜の、2人の違った感想

ツール・ド・フランスの選手が到着する前にこんな宣伝カーが数10台到着し、人々に宣伝の商品を投げます。日本同様、皆拾いに行きます。 右端クリックで拡大 ・ 喜びは手元にあり (中) ルカ6章20-23節 (2) さて、イエスは「目を上げ弟子たちを見…

以前は毎日焦る思いでした

今年もツール・ド・フランスが始まりました。 右端クリックで拡大 ・ 喜びは手元にあり (上) ルカ6章20-23節 (序) 先週の夏季集会は、種まきの話をもとに懇談しました。良い地に落ちた種は、30倍、60倍、100倍の実を結ぶとありました。 私…

種まきの譬えから考える

原野のお花畑からマッターホルン遠望 右端クリックで拡大 ・ 種まきの譬えから考える (下) マルコ4章1-20節 (3) さて、この話はイエスの伝道経験から生まれたものでしょう。4つの土地は、イエスが出会われた私たちのことです。だから、非常にリア…

内なる母性が点火されました

高原の原野で咲き乱れる花たちに魅了されました(2) 右端クリックで拡大 ・ 種まきの譬えから考える (中) マルコ4章1-20節 (2) これがあら筋ですが、弟子たちが譬えの意味を尋ねたのがきっかけで、13節以下で、イエス様の説明が記されています…