2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

イエスの絶叫は極めて良かった

まだ1才数カ月の生まれたてですって。名前はオトナロイドさん。 ・ 主の僕 (下)ー1 イザヤ53章1‐12節 (序) 今週は主の十字架と死を覚える受難週です。Holy Week、聖なる週と呼ばれます。今週も、先週に続いてイザヤ書が語るところを、そのまま、…

苦難の中でも口を開かなかった

アシモくんの登場 (右端クリックで拡大) ・ 主の僕 (上)-3 イザヤ53章1-12 (2) 次の5節半ばは、「彼の受けた懲らしめによって、わたしたちに平和が与えられ、彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた」と語ります。 神の天罰は私たち…

彼は天罰を受けたと…思った

満開のミモザが咲く教会 ・ 主の僕 (上)-2 イザヤ53章1-12 (1) 今日は53章の途中、7節辺りまでを出来るだけそのまま、淡々と学びたいと思います。今日は余り脱線しませんので、どうか皆さんはイメージを膨らませてイエスが担われた苦難を、…

レントを失う者は1年を失う

東方正教会のほこらはテゼの黙想の場の1つ。 ・ 主の僕 (上)-1 イザヤ53章1-12 (序) 今は、キリストの受難と十字架、死を覚える受難節、レントの最中です。「レントを失う者は1年を失う」と言われています。今日と来週はイザヤ書53章を取り…

メルケルさんがくれた 友情のメッセージ

ブラザーの聖書講話は楽しいひと時 (右端クリックで拡大) ・ 青年Tへの勧告 (下) 1テモテ5章17-25節 (3) 次に移って、22節で、パウロは青年テモテに、改めて「厳かに命じる」と述べた後、「偏見を持たず」とか、「えこひいきはなりません」…

罪のない人はいません

テゼの35才以上の集い (右端クリックで拡大) ・ 青年Tへの勧告 (中) 1テモテ5章17-25節 (2) 次の19節は、2倍の報酬を受けるにふさわしい長老とは正反対に、長老を訴える問題や、訴えられた長老の問題です。これは先ず慎重かつ厳しくある…

バランスのとれた信仰

隣村Ameugnyの牧場からの眺望 (右端クリックで拡大) ・ 青年Tへの勧告 (上) 1テモテ5章17-25節 (序) この手紙は1世紀後半から2世紀初頭にかけての教会の姿をよく反映していると思います。 2章初めには、「まず第一に…願いと祈りと執り成し…

月給8万円の大統領

ブルゴーニュのある館の庭先 (右端クリックで拡大) ・ 身寄りのないやもめ (4) Ⅰテモテ5章17-25節 (4) 以上、2千年前に貧しいやもめの支援が教会内に生まれていたというのは驚くべきことです。教会内福祉であり、教会内互助制度とまだ範囲は…

身寄りのないやもめ―2千年前―

ワイン農家からテゼへの帰り道 右端クリックで拡大 ・ 身寄りのないやもめ (3) Ⅰテモテ5章17-25節 (3) 次に5節以下で、「身寄りがなく独り暮らしのやもめは、神に希望を置き、昼も夜も願いと祈りを続けますが、 放縦な生活をしているやもめは、…

あしたもおいで

ブルゴーニュに戻ります。彼女のところで特別おいしい白ワインが造られるのです。 ・ 身寄りのないやもめ (2) Ⅰテモテ5章17-25節 (2) さて、今日の箇所は、1世紀後半の初期キリスト教会内の様子が垣間見られる興味深い所です。 先ず、「身寄り…

3月8日は何の日?

板橋大山教会に咲き匂うミモザ ・ 身寄りのないやもめ (1) Ⅰテモテ5章17-25節 (序) 今日は「性急さを戒める」という看板を見て教会にいらっしゃったでしょうが、先週は16節までを含めてお話するつもりでしたが、そこに至りませんでしたので、予…

素晴らしい触媒の働きをする障碍者

ブルゴーニュの田舎村にて ・ 叱らず、諭すこと(下) Ⅰテモテ5章1-2節 (3) 話はガラっと変わります。今、親や科学者が意図しデザインした、彼らが望むままの子どもを産むというデザイナー・ベイビーが一歩現実味を帯びて来ました。 イギリスでだいぶ…

叱らず諭(さと)す

ブルゴーニュの田舎村にて ・ 叱らず、諭すこと(中) Ⅰテモテ5章1-2節 (2) 今日の箇所は、青年テモテに、「むしろ、自分の父親と思って諭しなさい」と諭しています。 今の父親の多くは、あまり威厳はありません。大昔の父親は威厳が備わっていたので…

渋さも深さも濃淡もある言葉で

テゼの坂道 ・ 叱らず、諭すこと(上) Ⅰテモテ5章1-2節 (序) 今日は久しぶりにテモテへの手紙に戻りました。これはパウロの弟子で、若き伝道者テモテに送った手紙として有名です。後世の手がかなり入っていると思われますが、中心はパウロが宛てた手…