2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「あなたに喜びが授けられる」 (下)

ヨハネ15:11-17 (4) 自分や、自分の周りの事柄に関するあらゆる形の悲観は、私たちの足をすくいます。だが、行き詰まりの状況の中にあっても、神は必ずこのことを通して行おうとしておられることがあると信じて、あえて喜ぶのです。(ブラザー・…

あなたに喜びが授けられる (上)

ヨハネ15:11-17 (1) 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)という言葉があります。追い風を帆いっぱいに受けて、舟が気持いいほどに順調に進むように、物事が万事うまくいっている有様を言います。しかし、私たちがどういう人間であるかというその人の…

聖霊の三つの働き (下)

使徒言行録1章1-11節 (3) 聖霊の第2の働きは、色んな形で言えるでしょう。例えば今日は、エフェソ3章16、17節を取り上げて見ます。そこには、「どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなた方の内なる人を強めて、…

聖霊の三つの働き (上)

使徒言行録1章1-11節 (1) 今日の3節には、「イエスは苦難を受けた後、ご自分が生きていることを数々の証拠をもって示し、40日間にわたって彼らに現れ、神の国について話された」とありました。 苦難とはここでは十字架のことを指します。40日の…

母の愛 (下)

(3) 長々と申し上げましたが、母親は絶対に乳飲み子を忘れない。本能的にそういうことは決してない。異常な状況でない限りそんなことは決して起らない。 母の愛はそれほど強く熱く深いと預言者イザヤは述べて、その様に、神は決して私たちをお忘れになら…

母の愛 (上)

イザヤ49章13-17節 (1) 今日の聖書の15節に、「女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか」とありました。確かに、自分の乳飲み子を忘れたり、注意を怠る母親はめったにいないでしょう。もちろん中に…

何を最優先しますか (下)  詩編24編1-10節

(4) ですから7節以下は、私たち人間をエルサレムの城門に譬(たと)えて語ります。「城門よ、頭を上げよ。とこしえの戸よ、上がれ。」エルサレムの東の門は、朝日を浴びて金色に輝く大きな黄金門です。これがエルサレムの正門です。 私たち人間をこの黄…

何を最優先しますか (上)  詩編24編1-10節

(1) 聖書は神とキリストに目を向けます。しかし、人間にも社会にも、この世界と地球にも目を向けます。今日の詩編は、先ず私たちをこの地球に向けさせます。 「地とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものは、主のもの。主は大海の上に地の基を置き、潮…