2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

国も十字架を背負っている

実際に使われていた色々な鎖。手や足や首などに嵌められつながれた。(チューリッヒ国立博物館) ・ 自己否定の正しさ (下) ルカ14章25-27節 (2) 次に、「自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、だれであれ、わたしの弟子ではありえな…

家族への新しい向かい方

聖餐のパンを家畜に与えたこと?が冒涜とみなされ、その場所がイエスの受難をしのぶ巡礼地になりました。 (チューリッヒ国立博物館) ・ 自己否定の正しさ (中) ルカ14章25-27節 (1) それにしても厳しい言葉です。これに恐れをなして、イエスか…

弟子を大量生産しない

Anna Voegtlin の火あぶりの刑。彼女は魔女として裁判にかけられました。 刀で脅され、魔女だと告白して火刑に処せられました。1447年。(チューリッヒ国立博物館) ・ 自己否定の正しさ (上) ルカ14章25-27節 (序) 今日の箇所は、「大勢の群…

砕かれ、欠乏を知る人でした

火あぶりの刑。自虐史と言ってはなりません。事実を正視することから明日が拓けます。無論日本でも。 チューリッヒ国立博物館で自国のキリスト教の歴史を赤裸々に展示していました。 ・ あなたは大晩餐会に招かれている (下) ルカ14章15-24節 (2…

神など不要

チューリッヒ国立博物館で。修道院長への誓約。 ・ あなたは大晩餐会に招かれている (中) ルカ14章15-24節 (1) さて、イエスが語られた譬えでは、晩餐会に予め大勢の人が招かれていたのです。その日、時刻になったので、僕を送って招待客たちに…

大晩餐会に招かれた話

・ あなたは大晩餐会に招かれている (上) ルカ14章15-24節 (序) 今日の話は14章1節からの続きです。ファリサイ派の指導者で最高議会議員である人が、イエスは安息日の規則を破るかどうかを自分の目で調べるために彼を食事に招待しました。そこ…

レット・シンドロームの子と暮らす

エラスムスは日本の教会ではあまり語られません。だがスイスの宗教改革でエラスムスが果たした役割は莫大なものがあったのをチューリッヒで初めて知りました。 ・ 良い羊飼い (下) ヨハネ10章11-13節 (2) 「レット・シンドローム Rett Syndrome…

逃げない人々

ツヴィングりはチューリッヒでは特別に尊敬されています。戦死しなければカルバンと同様の影響を与えたでしょう。 ・ 良い羊飼い (中) ヨハネ10章11-13節 (2) 信仰の継承。信仰を継いでいく。これは非常に重要なことです。教会は2千年間、この…

オランダを救った少年

なるほど、こういうインテリアがあるんだ。リマト川のお店で。 (画面右端クリックで拡大) ・ 良い羊飼い (上) ヨハネ10章11-13節 (1) 今日は久しぶりに大人の人と一緒の礼拝です。A君、もう8才だっけ。ウン、2年生ね。エッ、Bさんはまだ7…

6才で「民族」と出会う

チューリッヒの旧市街のホテル界隈 (画面の右端クリックで拡大) ・ 心のこもった手紙 (下) 第Ⅰテモテ1章1-2節 (4) 次に、「希望であるキリスト」と語っています。なぜなら、キリストは死に勝利し、打ち勝たれたからです。もはや死は最終の力では…

心のこもった手紙

リマト川の川辺では楽団が演奏していました。 (画面の右端クリックで拡大) ・ 心のこもった手紙 (上) 第Ⅰテモテ1章1-2節 (1) 今日から暫く学ぼうとしているテモテ第1、第2、それに続くテトス書は牧会書簡と呼ばれます。差出人はいずれもパウロ…