2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

キリスト教と悟り、無…

リヨンの旧市街 ・ 天国はもう君の所に来ている (下) ルカ11章14-23節 (前回から続く) (3) さて、イエスは20節で、「しかし、私が神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちの所に来ているのだ」と、大変リアルに、聞く者…

格闘して平和を勝ち取る

ローマ時代に造られたこのローマ野外劇場は、中世にはバンダル族の侵入から街を守る砦になり、やがて家なき人たちの住まいとなり、1869年以来、再びこのローマ野外劇場でギリシャ悲喜劇始め色んな演劇が演じられるようになり、ここから世界的名優が生ま…

日米韓ーベルゼブルの下で内輪もめ?

ピラト時代のオーランジュの野外劇場はほぼ当時のままよく保存されています。ここで世界最高の野外劇が毎年開かれて来ました。 (写真クリックで拡大) ・ 天国はもう君の所に来ている (上) ルカ11章14-23節 (1) 先程の個所に、「イエスは悪霊を…

忍耐強くあれ

オーランジュ ・ 忍耐強くあれ (下) Ⅰテサロニケ5章14-15節 (前回からの続き) (2) さて次の、「気落ちしている者たちを励ましなさい」との勧めは、何かのことで落胆している人、弱気になっている人を励まし、奮い立たせることを言っているので…

怠けていいんです

オーランジュ野外劇場 (クリックすると拡大) ・ 忍耐強くあれ (上) Ⅰテサロニケ5章14-15節 (1) パウロは、ギリシャのマケドニア地方に生まれた小さな教会が、当時の暗闇のような世界にあって、夜空に輝く星のごとく輝くようにアドバイスして来…

平和の道具とならせてください

アヴィニヨン演劇祭にはあちこちで路上の演技が群衆を圧倒します。 (クリックすれば拡大) ・ 互いに平和であれ (下) Ⅰテサロニケ5章12-13節 (前回から続く) (2) 次に、「互いに平和に過しなさい」と述べています。別の日本語訳(永井訳)では…

自分を掛ける人があるとき影響されます

アヴィニヨン演劇祭の街はポスターであふれ、ポスター以上に色々な国語で街はあふれます。 ・ 互いに平和であれ (中) Ⅰテサロニケ5章12-13節 (前回から続く) (1) パウロの時代はまだキリスト教誕生後まもない教会の揺籃期です。パウロが宛てた…

外国の若いキリスト者は何を考えているの

アヴィニヨンの演劇祭は毎年40作品ほどが上演され、自主参加の作品は何と1千を越えます。 そのポスターの数のおびただしいのには、どんなあなたも度肝を抜かれるでしょう。 メイン会場は旧法王庁と関連施設ですが、自主参加の演劇は町の至るところで行わ…

一滴の涙も無駄にならない

・ 捨て石を用いる (下) 詩編118篇1-29節 黙示録7章13-17節 (前回からつづく) (2) この詩編は、イエス・キリストを差し示す預言になりました。イエスは、ファリサイ人や律法学者、長老、大祭司などユダヤの宗教家や国造りたち、国家を建…

捨て石を用いる

何気ないデザインに異国を感じます ・ 捨て石を用いる (上) 詩編118篇1-29節 黙示録7章13-17節 (序) 先程の詩編118篇22節-23節に、「家を建てる者の退けた石が、隅の親石となった。これは主のみ業、私たちの目には驚くべきこと」と…

ひねくれ者ほど味が出る

2千年前が活き活きと迫ります。 (クリックで写真が拡大) ・ 探せ、そうすれば見出す (下) ルカ11章5―13節 (3) 先週ちょっと触れましたが、Aが知的障碍児であると分かって、当時は青天の霹靂で何日も眠れませんでした。これは本人の責任でも、…