2013-01-01から1年間の記事一覧

塩味を備える

これが、そのハンガリアの有名なTrdelnik? いいえ、8歳になった子が作った作品でした。 ・ 塩味を備える (下) ルカ14章34-35節 (2) そうなれば、廃棄物として捨てられるだけです。そう語って、イエス様は、「聞く耳のある者は聞きなさい」と言…

掃除や煮物をしばらく忘れて

ウン、これはいける!元はハンガリアの伝統的なケーキ。トラックの屋台でお婆ちゃん+お母さん+娘の3代でやっていました。 ・ 塩味を備える ルカ14章34-35節 (序) 今日は皆さん、なるべく早く帰りたいと思っていらっしゃるのでないかと思います。…

これがクリスマスのメッセージです

フラウ・ミュンスター教会の前で50人のバイオリン合奏 (右画面クリックで拡大 ) ・ 寡黙(かもく)な男 (下) マタイ1章18-25節 (3) 最後になりますが、「イエスの誕生の次第は次のようであった…」と記された後、22節以下で、「このすべての…

難民ヨセフたち

水上フェスティバルの間、街の一角に絶叫マシーンが据え付けられていました。街の一角ですよ! (右画面クリックで拡大 ) ・ 寡黙(かもく)な男 (中) マタイ1章18-25節 (1) さて今日の聖書は、「イエス・キリストの誕生の次第は次のようであっ…

寡黙(かもく)な男

St.ピーター教会界隈は路地に入ると職人たちの素敵なお店があちこちにあります。 ・ 寡黙な男 (上) マタイ1章18-25節 (序) クリスマスの出来事を考えてみると、男性は添え物のような扱いです。ヨセフは、私のように影の薄い男です。それで、今日は…

ド田舎でなく、日本のド真中

グロス・ミュンスターの塔上からチューリッヒ湖を臨む (右端クリックで拡大) イエスの弟子 (下) ルカ14章28-33節 (3) マタイ6章をお開き下さい。6章の初めに、施しをする時は、「見てもらおうとして人の前で善行をしてはならない」とありま…

人生を甘く見るな

グロス・ミュンスターの塔上から市役所と駅方面を見ました イエスの弟子 (中) ルカ14章28-33節 (2) イエスは2つの譬えを語って、「だから、同じように、自分の持ち物を一切捨てないならば、あなたがたのだれ一人としてわたしの弟子ではありえな…

腰を据えて考えてみよ

Zürich Grossmünsterの塔上からリマト川、St.Peter、Fraumünsterを臨む イエスの弟子 (上) ルカ14章28-33節 (1) 今日の箇所は暫く前に取り上げた25節からの続きです。イエスは27節で、「自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、誰…

中心が抜け落ちちゃダメだよ

チューリッヒのグロス・ミュンスターでジャコメッティのステンドグラスに魅了されました。丁度三人の博士です。 ・ 愛を目指す (下) Ⅰテモテ1章3-11節 (3) 7節は、「彼らは、自分の言っていることも主張している事柄についても理解していないのに…

愛を目指す

オールド・シティから見たSt.ピーター教会。時計は直径8.7mヨーロッパ最大。 ・ 愛を目指す (中) Ⅰテモテ1章3-11節 (2) そこでパウロは、自分のこの命令は、「清い心と正しい良心と純真な信仰とから生じる愛を目指すものです。ある人々はこれらの…

イエス時代からのキリスト教徒

水上スポーツ大会のカーニバル前に民族衣装で勢ぞろいして記念撮影しました ・ 愛を目指す (上) Ⅰテモテ1章3-11節 (1) テモテへの手紙に久しぶりにまた戻りましたが、この手紙はテモテ個人に宛てられた実に地味な手紙で、華やかさが乏しいものです…

洗礼について

アンデルマットを出発して急勾配に向かう氷河特急 (右端クリックで拡大) 荒れ野で叫ぶ者の声がする (下) マルコ1章1-8節 (3) 次に、洗礼者ヨハネは多くの人に洗礼を授け、今日の続きにあるように、やがてイエスにも洗礼を授けましたが、今日の所…

古武士のような人でした

アンデルマットの道端に広がる野原 (右端クリックで拡大) 荒れ野で叫ぶ者の声がする (中) マルコ1章1-8節 (2) さてイザヤの預言通り、「洗礼者ヨハネが荒れ野に現れて、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。ユダヤの全地方とエ…

希望は朽ちません

アンデルマット駅前。夏の気温は9度でしたが、今の最低温度はこの間はー17度でした。 (右端クリックで拡大) 荒れ野で叫ぶ者の声がする (上) マルコ1章1-8節 (1) 講壇の前にあるランプに明かりが一つ灯りました。今日からイエスの誕生を待つア…

国も十字架を背負っている

実際に使われていた色々な鎖。手や足や首などに嵌められつながれた。(チューリッヒ国立博物館) ・ 自己否定の正しさ (下) ルカ14章25-27節 (2) 次に、「自分の十字架を背負ってついて来る者でなければ、だれであれ、わたしの弟子ではありえな…

家族への新しい向かい方

聖餐のパンを家畜に与えたこと?が冒涜とみなされ、その場所がイエスの受難をしのぶ巡礼地になりました。 (チューリッヒ国立博物館) ・ 自己否定の正しさ (中) ルカ14章25-27節 (1) それにしても厳しい言葉です。これに恐れをなして、イエスか…

弟子を大量生産しない

Anna Voegtlin の火あぶりの刑。彼女は魔女として裁判にかけられました。 刀で脅され、魔女だと告白して火刑に処せられました。1447年。(チューリッヒ国立博物館) ・ 自己否定の正しさ (上) ルカ14章25-27節 (序) 今日の箇所は、「大勢の群…

砕かれ、欠乏を知る人でした

火あぶりの刑。自虐史と言ってはなりません。事実を正視することから明日が拓けます。無論日本でも。 チューリッヒ国立博物館で自国のキリスト教の歴史を赤裸々に展示していました。 ・ あなたは大晩餐会に招かれている (下) ルカ14章15-24節 (2…

神など不要

チューリッヒ国立博物館で。修道院長への誓約。 ・ あなたは大晩餐会に招かれている (中) ルカ14章15-24節 (1) さて、イエスが語られた譬えでは、晩餐会に予め大勢の人が招かれていたのです。その日、時刻になったので、僕を送って招待客たちに…

大晩餐会に招かれた話

・ あなたは大晩餐会に招かれている (上) ルカ14章15-24節 (序) 今日の話は14章1節からの続きです。ファリサイ派の指導者で最高議会議員である人が、イエスは安息日の規則を破るかどうかを自分の目で調べるために彼を食事に招待しました。そこ…

レット・シンドロームの子と暮らす

エラスムスは日本の教会ではあまり語られません。だがスイスの宗教改革でエラスムスが果たした役割は莫大なものがあったのをチューリッヒで初めて知りました。 ・ 良い羊飼い (下) ヨハネ10章11-13節 (2) 「レット・シンドローム Rett Syndrome…

逃げない人々

ツヴィングりはチューリッヒでは特別に尊敬されています。戦死しなければカルバンと同様の影響を与えたでしょう。 ・ 良い羊飼い (中) ヨハネ10章11-13節 (2) 信仰の継承。信仰を継いでいく。これは非常に重要なことです。教会は2千年間、この…

オランダを救った少年

なるほど、こういうインテリアがあるんだ。リマト川のお店で。 (画面右端クリックで拡大) ・ 良い羊飼い (上) ヨハネ10章11-13節 (1) 今日は久しぶりに大人の人と一緒の礼拝です。A君、もう8才だっけ。ウン、2年生ね。エッ、Bさんはまだ7…

6才で「民族」と出会う

チューリッヒの旧市街のホテル界隈 (画面の右端クリックで拡大) ・ 心のこもった手紙 (下) 第Ⅰテモテ1章1-2節 (4) 次に、「希望であるキリスト」と語っています。なぜなら、キリストは死に勝利し、打ち勝たれたからです。もはや死は最終の力では…

心のこもった手紙

リマト川の川辺では楽団が演奏していました。 (画面の右端クリックで拡大) ・ 心のこもった手紙 (上) 第Ⅰテモテ1章1-2節 (1) 今日から暫く学ぼうとしているテモテ第1、第2、それに続くテトス書は牧会書簡と呼ばれます。差出人はいずれもパウロ…

社交を超える生活

チューリッヒ水上スポーツ・フェスティバルのポスター ・ 上座(かみざ)に座る人 (下) ルカ14章7-11節 (3) さて、そのことに関して、イエスは招いてくれた家の主人にこう言われたのです。「昼食や夕食の会を催すときには、友人も、兄弟も、親類…

謙遜も一つの武器

流れの速いリマト川で水上スキーの競技をしていました。 画面中央部の山形のプレートから空中に飛び出し着水してまた左側からチャレンジしていました。 ・ 上座(かみざ)に座る人 (上) ルカ14章7-11節 (1) 「イエスは、招待を受けた客が上席(じ…

命の水が湧き出る泉

チューリッヒの水上スポーツ・フェスティバルに集まった観衆。右側がチューリッヒ湖。 橋の向こうの教会の塔の前にツウィングリの立派な銅像が立っていました。 が、その正面にフェスティバルの移動式公衆便所が幾つも設置されていてガックリ来ましたね。 ・…

なぜ魂は渇くのか

美しい出窓が多いチューリッヒの古い街並。 ・ 命の水が湧き出る泉 (上) ヨハネ4章13-15節 (1) 今日はあいにくの雨になりましたが、昨日は教会の前はバザーでごった返しました。4時間でほぼ6百人が来てくださいました。今日もバザーがあるので…

マララさんから考えました

聖母教会の前でアトラクションがあり、屋台が沢山出ていました。 ケバブを買ったら串の先に丸いパンが刺されていました。うま~い。 ・ 愛と法 (下) ルカ14章1-6節 (4) というのは、現在も厳格なイスラム法の下にある人たちは、まさに法に縛られて…