2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ともし火は燭台の上に置く

仙台・若林区荒浜地区の松林 ・ 全身が輝く人 (下) ルカ11章33-36節 (4) 女川漁港の中心地は全滅していました。だが、再建の槌音は僅かながらあり、希望の兆しを感じました。20m程の津波がこのリアス式海岸の街を直撃しました。自然の力の凄…

目をささげ手足をささげクリスマス

エマオのスタッフと食事ボランティア ・ 全身が輝く人 (中) ルカ11章33-36節 (2) さて今日の聖書は、35、6節に、「あなたの中にある光が消えていないか調べなさい。あなたの全身が明るく、少しも暗いところがなければ、ちょうど、ともし火が…

今頃になって震災ボランティア

津波でなぎ倒された大川小学校 ・ 全身が輝く人 (上) ルカ11章33-36節 (1) 先週宮城県の仙台と石巻に初めてボランティアに行ってきました。今日は礼拝後の平和集会でお話することになっていますが、先にここで少しお話させていただきます。 私は…

裁かれるために来られたキリスト

女川の中心街には津波で横倒しになった建物が倒壊したまま。その津波の力のもの凄さを今日も語り伝えています。 ・ 蝮(まむし)の子らよ (下) マタイ3章7-12節 (3) 色々引用しましたが、聖書は愛の書であり、キリストは愛と赦し、平和の主、慈愛…

ヨハネは異端者か

震災支援センター「エマオ」のボランティアさんは、毎朝、10数キロ離れた若林区に自転車で出かけます。 蝮(まむし)の子らよ (上) マタイ3章7-12節 (序) 「蝮(まむし)の子らよ」というきつい題になりました。別に心が荒ぶっているわけじゃなく…

眠りについた愛する人たち

ベートーベンの手書きの楽譜もありました。 ・ 羊は声を聞き分ける (下) ヨハネ1章27-28節 (5) さて、「私は彼らを知っており、彼らは私に従う」と言われた「彼ら」とは誰でしょう。永眠者記念礼拝のために今日前に飾られた写真の方々を抜きに、…

「ミスター・ストラディバリウス」が偽物をつかませる

ウイーンのバイオリン博物館。天国は美しいバイオリンの音色であふれています。 ・ 羊は声を聞き分ける (中) ヨハネ1章27-28節 (4) 子ども達と一緒に礼拝するって、素晴らしいですよね。何だか元気が出てきましたね。で、祝福式が終わり、子ども…

天の川で友だち4人と遊んでいました

(文中の川とは異なります。) ・ 羊は声を聞き分ける (上) ヨハネ1章27-28節 (1) 「私の羊は私の声を聞き分ける」ってありましたね。羊さんって知っている?うん、知ってるよね。頭に角があってさ。なかった?そうだっけ?あったよね。そうそう…

今、ここに、生きよ

・ ヨナのしるし (下) ルカ11章29-32節 (3) イエスは、今の時代の者たちは「しるしを欲しがるが、ヨナのしるしの他には、しるしは与えられない。つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしる…

死の直前でも出直せる

さびしく歩いているのは実に面白い路上芸人。抜群の人気者です。 ・ ヨナのしるし (中) ルカ11章29-32節 (2) 春以来、A君のことが絶えず頭にあります。眼は爽やかだし顔も明るく、一見してそれほど知能が遅れていると思えません。それに素直で…

予断なくイエスに接した民衆

♪ 橋のうえで踊ろよ踊ろよ橋のうえで ♪ その橋です。 ・ ヨナのしるし (上) ルカ11章29-32節 (1) 暫く前に、11章14節以下のベルゼブル論争の箇所を取り上げました。イエスが悪霊の頭だと言われた論争です。 こうでした。イエスが口を利けな…