2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

取るに足らぬ僕です

ニイニイゼミの幼虫が家族です ・ 取るに足らぬ僕です (下) ルカ17章7-10節 (2) こう話された後、イエスは、「あなたがたも同じことだ。自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしどもは取るに足りない僕(しもべ)です。しなければならな…

腹が空けば誰でも不機嫌です

リマト川に沿ったチューリッヒ旧市街 ・ 取るに足らぬ僕です (上) ルカ17章7-10節 (1) 先週は「からし種一粒ほどの信仰」を学びました。今週は「取るに足らぬ僕」について学びます。いずれも小ささや低さと関係しています。また先々週は、「小さ…

からし種一粒の信仰

隣り駅ゲッシェネンまでは目もくらむ急勾配。ドイツ人おじさん、おばさんはフラッとアルプスに遊びに来たそうです。 ・ からし種一粒の信仰 (下) ルカ17章5-6節 (2) ただ今日の箇所では、それをお聞きになったイエスが、「もしあなたがたにからし…

神の力は強い所に現れるんじゃありません

ライン川の源流の渓谷は鋭く切り立っています。その淀みで釣り糸を垂れました。 ・ からし種一粒の信仰 (上) ルカ17章5-6節 (1) イエスは12弟子を選ばれた時、彼らを「使徒」と名付けられました。ヨハネ福音書を除き、3つの福音書は皆、「使徒…

朝毎に自分を乗り越えるために

テゼの友人夫婦―ポルトガル人とドイツ人―彼らはテゼで出会ったカップル。 (右端クリックで拡大) ・ 赦してやりなさい (下) ルカ17章1-4節 (3) イエスの話は更に展開して、弟子たちに、「あなたがたも気をつけなさい。もし兄弟が罪を犯したら、戒…

凹んじゃあならない

ヤギと悪魔が戦う絵が絶壁に描かれていました。今はそのそばを道路が通ります。 下はナポレオンのフランス軍と戦うスイス軍。この場面です。ただし向こう側の橋です。 (右端クリックで拡大) ・ 赦してやりなさい (中) ルカ17章1-4節 (2) しかし…

サッカーでないかと錯覚しました

これには曰くがあります。ところで氷河急行の車掌さんは顎にピアスをしていました。 (右端クリックで拡大) ・ 赦してやりなさい (上) ルカ17章1-4節 (序) 今日は「赦し」の問題を考えましょう。当然ですが、赦しは罪と対になっています。今日の聖…

平和のうちに平和を蒔く

車窓のアルプス (右端クリックで拡大) ・ 平和のうちに平和を蒔く (下) ヤコブ3章18節 (3) 数年前に亡くなられた、私たちの信仰の先輩と言ってもいい方のことを思い出します。沼田鈴子さんという広島の女性です。 彼女は広島の爆心地から約1キロ…

塩みずは甘いみずにならない話

草刈り機で刈り取られた野原以外は、山の斜面がすべて無数の野の花に覆われ、思わず絶句しました。 (右端クリックで拡大) ・ 平和のうちに平和を蒔く (中) ヤコブ3章18節 (2) 「義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のうちに蒔かれる。」…

教会が持っている遺産

野の花で覆われた山のお花畑 (右端クリックで拡大) ・ 平和のうちに平和を蒔く (上) ヤコブ3章18節 (序) ヤコブの手紙は、宗教改革者ルターから藁の書簡と呼ばれて、その価値を貶(おとし)められて来ました。信仰にとって重要でない書簡という訳で…