2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

最古の病院がめざしたもの

今日、教会の庭に咲いた大輪のバラ (右端クリックで拡大) ・ 聞くに早く話すに遅く (下) ヤコブ1章19-27節 (3) 次の22節、「御言葉を行う人になりなさい」は、ヤコブ書の中心メッセージです。聞くだけで終わる者になってはいけない。聞くだけ…

いい医者は、いい町づくりをしてます

ヨーロッパ・アルプスの高原で (右端クリックで拡大) ・ 聞くに早く話すに遅く (上) ヤコブ1章19-27節 (1) 今の時代は多様な文化、多様な考えが入り混じり、色々なメッセージが私たちに次々届けられるために、何が大事かが分かりにくく、キリス…

わたしの心にかなった人

ヨーロッパ・アルプスの野原で (右端クリックで拡大) ・ 私の心に適う者 (下) マタイ28章1-20節 (4) 話は変わりますが、イスラムの女性はベールをかぶります。中には、目だけを出し、全身を黒い布で覆うニカブという服を着る人もあります。黒づ…

洗礼で焼きが入るの?

ヨーロッパ・アルプスの野原で (右端クリックで拡大) ・ 私の心に適う者 (中) マタイ28章1-20節 (3) 女たちはイエスと出会い、これは夢や錯覚でなく確かなことだと確信してエルサレムの弟子たちに知らせたのです。すると弟子たちは、直ちにガリ…

’Nebojte se, radujte se! ’(喜べ、たたえよ…)

ヨーロッパ・アルプスの野原で (右端クリックで拡大) ・ 私の心に適う者 (上) マタイ28章1-20節 (1) イースターおめでとうございます。先ほどの聖書に、「安息日が終わって、週の初めの日の明け方に、マグダラのマリアともう一人のマリアが、墓…

富の偏在の中で

アルプスの野草 (右端クリックで拡大) ・ あなたの道に光がさす (下) 詩編119篇89-112節 ヨハネ福音書8章12節 (3) 洗礼を受けて何かが変わるでしょうか。人それぞれですが、長い間には御言葉がその方を変えて行くでしょう。私の場合は、…

初めて光が差した精神的な言葉

仲のいい姉と弟 ・ あなたの道に光がさす (中) 詩編119篇89-112節 ヨハネ福音書8章12節 (2) そして105節、今日の中心聖句に入ります。「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」もう意味は明らかでしょう。 神の…

腸(はらわた)までムチ打つ

あなたの道に光がさす (上) 詩編119篇89-112節 ヨハネ福音書8章12節 (序) 今日は今年度の招詞の一つ、5月から7月に掛けて読まれる119篇105節を、その前後と共に取り上げました。 119篇は10ページ、176節に及ぶ長編詩で、一…

永遠の助監督

チューリッヒ市立美術館で ・ 監督について (下) Ⅰテモテ3章1-7節 (3) 次の「一人の妻の夫であり」は「ただ一人の妻の夫」であること、つまり一夫多妻を禁じているかも知れません。ある英訳では、ただ一回の結婚をしている夫とありました。そうだと…

老子は剛や強を戒めました

チューリッヒ市立美術館で ・ 監督について (中) Ⅰテモテ3章1-7節 (2) 次に、「監督は、非のうちどころがなく」とありますが、あまり肩肘張って堅く考えちゃあいけません。完璧な人とか、100%完全無欠な人という意味ではない。「非の打ち所がな…

監督について

チューリッヒ市立美術館 ・ 監督について (上) Ⅰテモテ3章1-7節 (序) 田中将大は粘りましたね。7回まで投げて勝利投手になりました。日本から大リーグのヤンキースに移籍し、最初のマウンドでトップバッターからいきなりホームランを打たれました。…

ピカソを超えるもの

チューリッヒ市立美術館にはムンクの絵が沢山あります ・ 真理とは何か (下) ヨハネ18章33-38節 (3) さてここに、真理という事が2人の間でやり取りされています。イエスは、「わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に…

人は複雑に考えたがる

石神井川の語らい ・ 真理とは何か (中) ヨハネ18章33-38節 (2) 「わたしの国は、この世には属していない。」これは別の言葉で言えば、イエスは政治的救済者として来たのでなく、罪からの人々の救い、救済のために来られたということです。すな…

ユニークな対話

ムンク作、チューリッヒ市立美術館 ・ 真理とは何か (上) ヨハネ18章33-38節 (序) 今日の箇所にはユニークな対話が残されています。松明をかかげ、イスカリオテのユダに先導されてやって来た、ゲッセマネの園でイエスを逮捕した人々が、先ず大祭…