2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

光を証しする人

リヨン美術館で ・ 光を証しする人 (下) ヨハネ1章1~9節 (3) だが、バプテスマのヨハネは自分を輝かせようとしません。自分は「光ではない」、「その方の靴紐(くつひも)を解く値打ちもない者だ」と語って、ただ光だけを証しするのです。 社会の闇…

天才がだぶついている

リヨン美術館で ・ 光を証しする人 (上) ヨハネ1章1~9節 (序) 2011年のアドベントは今日から始まります。皆さまと主のご降誕を待つ1カ月を過ごすことができるのは、嬉しいことですし、美しいことです。私は青年時代からほぼ50回、アドベント…

インドのハンセン病院で

リヨン美術館で ・ 関係の中で生きる (下) Ⅰテサロニケ1章1節 今、「希望をもって忍耐し」と申しましたが、これは3節の言葉です。テサロニケ教会は、息詰まる重苦しい忍耐をしていたのではありません。希望が彼らの顔を明るく輝かしていました。試練は…

神の沈黙と信仰

リヨン美術館で ・ 関係の中で生きる (上) Ⅰテサロニケ1章1節 (1) テサロニケ第1の手紙はパウロの現存する最古の手紙です。西暦50年の夏頃にコリントの町で書かれただろうと思われます。コロサイ書に続き、これから時々、ご一緒に学び続けたいと思…

ブッダも、神の愛の中で生まれた

リヨン美術館で ・ とこしえの愛 (下) エレミヤ31章3節 (2) さてエレミヤは、「私は、とこしえの愛をもってあなたを愛し、変わることなく慈しみを注ぐ」という神のみ言葉を聞いたのです。この「私」は神を指しています。1行目の「私」はエレミヤ自…

70男なのに愚かですね

リヨン美術館で ・ とこしえの愛 (上) エレミヤ書31章3節 (序) 今日は、私たちの教会に関係し、教会員として御許に召された兄弟姉妹を覚えて永眠者記念礼拝をしています。また現在出席している方々の亡くなられたご家族も神様のみ前で覚えています。…

弱さに宿る力

リヨン美術館で ・ キリストの力が宿る時 (下) Ⅱコリント12章7-10節 (2) パウロの経験は、私たちに光を投げかけています。というのは、私たちはしばしば自分の弱さをどう扱えばいいのか分からなくなるからです。弱さの中で、自分がどんなに脆く壊…

希望の芽が弱さの中で見えている

リヨン美術館で ・ キリストの力が宿る時 (上) Ⅱコリント12章7-10節 (序) 12章1節から今日の10節までには、「誇り」という言葉が7回ほど出てきます。大変多いですね。 「誇り」という漢字は、跨ぐという漢字の親戚です。誇りは言篇ですが、…