2つの灯りがつきました
去年の2倍に成長した小さなツリーです
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律法学者の不幸 (上)
ルカ11章45-54節
(序)
イエスは愛に生きられました。貧しい人、虐げられた人、寄るべなき小さくされている人と共に生きられました。律法に従って生活できない、貧しい病める人たちや草の根に生きる人々に神の福音を告げて、怯えず、恐れず、神との交わりに希望を授けられて生きる道を示されました。
そこにイエスの愛があり、連帯があり、重荷を共に負うお姿がありました。
この11章を振り返るだけでも、「我らの祈り」と言われる主の祈りにおいてそれが語られていますし、その後の祈りについても同様です。またベルゼブル論争においても、真の幸いとは何かを語られた言葉やともし火の示唆深い言葉においても、連帯のメッセージがあります。ある箇所では主旋律としてはっきりと聞こえますし、別の箇所では密かに聞き取られます。また別の所では主旋律は背後に退いて隠し味のようになって語られています。今日の箇所は注意深く耳傾けるとこの隠し味のように愛と連帯が語られている箇所です。
今日はアドベント第2週です。2つのともし火に灯りがつきました。「言葉は肉体となって、私たちの内に宿った。」聖書はクリスマス・メッセージをそう告げています。すなわち、神がみ子を世に遣わし、私たちを救い出すために世に宿り連帯されたと物語っています。アドベントは主の愛を黙想し、待つ時です。
(つづく)
2012年12月9日
板橋大山教会 上垣 勝
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