2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

断頭で断ち切れない絆

リヨンの丘のフルヴィエール教会からの下り道は絶好の散歩道です ・ 共にあって生きる (下) Ⅰテサロニケ3章1-10節 (3) パウロは自分たちだけが良ければそれでいい、という考えを少しも持っていません。アテネで苦戦を強いられていたのに、最も頼り…

平和に包まれて生きる

写真を拡大したら雀がいました。リヨンで。 ・ 共にあって生きる (上) Ⅰテサロニケ3章1-10節 (1) 今日の3章の最初は先週少し触れました。パウロは試練の中にあるテサロニケ教会を心配して、いても立ってもおれず、自分はアテネに残り、彼の片腕で…

子どもたちへの願い

リオンの旧市街で ・ あなたは誇るべき冠 (下) Ⅰテサロニケ2章17‐19節 (3) もう一度19節、20節を読みます。「私たちの主イエスが来られる時、その御前で一体あなた方以外の誰が、私たちの希望、喜び、そして誇るべき冠でしょうか。実にあなた…

恐れや鬱の解決の第一歩

リオンの旧市街の3階の窓辺にこんな犬の彫り物がありました ・ あなたは誇るべき冠 (上) Ⅰテサロニケ2章17‐19節 (1) テサロニケの信徒たちに宛てたこの手紙は、「友情の古典書」と呼ばれています。1章、2章、これ迄の所にも友情を示す言葉があ…

愛が爆発した

リヨンの街角で(11年夏) ・ 人の言葉か神の言葉か (下) Ⅰテサロニケ2章13-16節 (3) 最後に、15、16節に触れて終わります。ここにはユダヤ人たちの罪が記されています。彼らは、イエスと預言者たちを殺し、パウロたちをも激しく迫害し、あら…

人の言葉か神の言葉か

リヨンで食べておけばよかったケーキ ・ 人の言葉か神の言葉か (上) Ⅰテサロニケ2章13-16節 (1) パウロはテサロニケの信徒たちを誇らしく思っていました。そのことは手紙のあちこちに認められます。来週取り上げる19節には、あなた方は私たちの…

身を引いていては、技は掛からない

ナチへのレジスタンスのアジトとなった旧市街を訪れる若者たちも多かったです ・ 母と父のように (下) Ⅰテサロニケ2章7-12節 (3) 次にパウロは、父親の比喩を使って語りました。「あなた方が知っている通り、私たちは、父親がその子どもに対するよ…

母と父のように

リヨンの地下抵抗組織は迷路のように複雑に絡む中世の建物がある場所で生き続けました ・ 母と父のように (上) Ⅰテサロニケ2章7-12節 (序) 普通は父と母と言いますが、今日の題は、「母と父のように」です。どうして「父と母」でないのかと不審がる…