2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

小石ひとつ地に落ちない

羊たちも高原に遊びに行きました (右端クリックで拡大) ・ 小石ひとつ地に落ちない (下) アモス9章1-15節 (3) 次に8節以下で、「見よ、主なる神は罪に染まった王国に目を向け、これを地の面から絶たれる。ただし、わたしはヤコブの家を全滅させ…

ノー・モア・フクシマ

ゴルナーグラートへの登山電車の窓から (右端クリックで拡大) ・ 小石ひとつ地に落ちない (中) アモス9章1-15節 (1) こうして今日の9章になります。すなわち神の裁きの時が熟しに熟し、今にも審判が下されんばかりです。それが9章の前提です。…

象牙の家に住む人たち

登山電車の車窓から見たチェルマットの町 (右端クリックで拡大) ・ 小石ひとつ地に落ちない (上) アモス9章1-15節 (序) 先週は第2イザヤの預言から「主の僕の歌」を学びました。主の僕は、悩み苦労する人と共におられる神、そのような者に寄り添…

それを嘲りと思わない

チェルマット村の散策 (右端クリックで拡大) ・ 朝、耳を覚(さ)ます (下) イザヤ50章4-22節 (2) この主の僕が誰であるかは諸説さまざまです。一つは預言者自身だというもの。第2は、信仰と正義を持った主の僕の理想像を描いているとする説。…

朝、耳を覚(さ)ます

アルプスの決闘で楽しみました (右端クリックで拡大) ・ 朝、耳を覚(さ)ます (上) イザヤ50章4-22節 (1) 今日は、「耳を覚(さ)ます」という題です。耳慣れない表現ですが、私たちはしっかりと生きるためには、目だけ覚ましていては不十分で…

墓前礼拝

人気者のマーモットがいました (右端クリックで拡大) ・ 墓前礼拝 詩編49篇 2) こうも語っています。「人が見ることは、知恵ある者も死に、無知な者、愚かな者と共に滅び、財宝を他人に遺さねばならないということ。自分の名を付けた地所を持っていて…

人は墓穴を見ずにすむか

チェルマットのお庭 (右端クリックで拡大) ・ 墓前礼拝 詩編49篇 序) 今日は朝の礼拝の後、風かおる武蔵野霊園の眺めのいい教会墓地にやって来て、1年ぶりに墓前礼拝をしています。 墓前礼拝とは一体何でしょう。これは、仏教などが墓前で読経するのと…

富に忠実

チェルマットの道路標識 (右端クリックで拡大) ・ 小事に忠実な者は大事にも忠実 (下) ルカ16章10-13節 (2) 次の11節の、「不正にまみれた富について忠実でなければ、だれがあなたがたに本当に価値あるものを任せるだろうか」は、不正にまみ…

小事に忠実

チェルマットの教会 (右端クリックで拡大) ・ 小事に忠実な者は大事にも忠実 (上) ルカ16章10-13節 (序) 今日は先週の続きですが、先週の9節、最後の所でイエスは、「不正にまみれた富で友達を作りなさい。そうしておけば、金がなくなったとき…

イエスのブラック・ユーモア

高原のお花畑。スイス (右端クリックで拡大) ・ この世の子らと光の子ら (下) ルカ16章1-13節 (3) 9節は、「そこで、わたしは言っておくが、不正にまみれた富で友達を作りなさい。…」とあります。ここは、「不正にまみれた富」でなく、「世俗…

侮るな。ゴミの中に宝がある。

伊香保グリーン牧場の シープ・ドッグ・ショウで。 (右端クリックで拡大) ・ この世の子らと光の子ら (上) ルカ16章1-13節 (序) 今日の所は興味深い箇所ですね。ですが、中々難解です。特に8節、9節は辛辣でアイロニーが漂っています。 私たち…