2012-01-01から1年間の記事一覧

WHOの精神を先取り

(前回の写真に続く) 「愛の終わり」のお芝居の会場前はとてもにぎやか。通りに、一人芝居のPRをする人もいました。 ・ 身体も心も霊も健やか (下) Ⅰテサロニケ5章23-24節 (3) ここに、「霊も魂も体も何一つ欠けた所のない者として下さるよう…

小茂根の心身障害児総合医療療育センターで

(前回の写真に続く) 「愛の終わり」は大盛況。お芝居を待つお客たち。隣の座席にたまたま坐ったのは何とアテネ・フランセで教えているという若い女性。久しぶりに田舎に帰って友だちと来たというのでした。右がお芝居のポスター。 (写真クリックで拡大) …

称賛は感謝に変わるでしょう

(前回の写真に続く) その「愛の終わり」のお芝居には言葉の壁を越えて感動しました。これこそ本場フランスのお芝居だと思いました。あのお二人はどうなったかと気にしながら劇場を出ました。 アヴィニヨン・フェスティバルで。 ・ み言葉を聞き守る人 (下…

万人に喜びと希望を与えるもの

(前回の写真に続く) その2枚のチケットを、どこか危機感が漂うカップルが買ってくれました。離婚の危機をテーマにした素晴らしいお芝居だったのですが…。これを見てから決断しようということだったんでしょうか。で、中年のフランス人カップルのその後を…

マリアを称賛した女

アヴィニオン・フェスティバルのチケット売り場前。インターネットでチケットを買ったら、どうしたことか4枚買ってしまいました。Eチケットの交換所に着いてスタッフの女性に相談したら、親切にフランス語で、「チケット譲ります」と書いて張り出してくれま…

どんなことにも感謝

アヴィニヨン駅から振り返り、市内を見ました。 ・写真クリックで拡大。 ・ どんなことにも感謝 (中) Ⅰテサロニケ5章16-22節 (3) 最後に、「どんなことにも感謝しなさい」とあります。「どんなことにも」です。どんなことにも、人に感謝し、神に…

神の前で一人静まる

アヴィニヨン駅に降り立ちました。 ・ どんなことにも感謝 (中) Ⅰテサロニケ5章16-22節 (2) 次に、「絶えず祈りなさい」とありました。 「絶えず祈りなさい」とあるのは、キリストが私たちを見捨てず、絶えず祈って下さっているからです。私たち…

体に、平和の傷を持つ

オランジュの世界遺産・古代野外劇場の上空を舞う鳩。 ・ どんなことにも感謝 (上) Ⅰテサロニケ5章16-22節 (序) 「いつも喜んでいなさい。たえず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなた方に望ん…

キリストの体は一つ

オランジュの古代劇場の入り口付近 ・ キリストの体は一つ (下) エフェソ4章15-16節 2012年9月10日(月) Aさん宅にて (前回から続く) (2) さて彼は、今日の15、16節でも教会形成について述べて、「愛に根差して真理を語り、あらゆ…

真理のかけら

・ キリストの体は一つ (上) エフェソ4章15-16節 (序) おはようございます。昨日、一昨日と31人(一部33人)の大所帯、6歳から86歳までの秋期集会でした。単独で行うのと違った味と出会いがあり、こんな試みも、たまに悪くないと感謝しまし…

帰って来た悪の霊

ヨーロッパ内でもっとも完全に保存されているローマ古代劇場 (写真クリックで拡大) ・ 帰って来た悪の霊 (下) ルカ11章24-26節 (前回から続く) (3) 一体今日の話は、私たちに何を語っているのでしょうか。これは私たちの生き方、私たちの存…

イエスのユーモラスな一面

オーランジュの野外劇場のすり鉢型の客席 ・ 帰って来た悪の霊 (中) ルカ11章24-26節 (前回から続く) (2) 「汚れた霊は、人から出て行くと」とありました。汚れた霊が追い出されるとというのではありません。何かの拍子にブラっと外に出掛けた…

何が宇宙を成り立たせているかに思いを馳せよう

オーランジュのオールドタウン (写真クリックで拡大) ・ 帰って来た悪の霊 (上) ルカ11章24-26節 (1) 今日の個所に、「汚れた霊」の話が出て来ます。これは暗喩というか、謎めいてよく理解し切れない分かりにくい譬えですが、何か非常に深いこ…

キリスト教と悟り、無…

リヨンの旧市街 ・ 天国はもう君の所に来ている (下) ルカ11章14-23節 (前回から続く) (3) さて、イエスは20節で、「しかし、私が神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちの所に来ているのだ」と、大変リアルに、聞く者…

格闘して平和を勝ち取る

ローマ時代に造られたこのローマ野外劇場は、中世にはバンダル族の侵入から街を守る砦になり、やがて家なき人たちの住まいとなり、1869年以来、再びこのローマ野外劇場でギリシャ悲喜劇始め色んな演劇が演じられるようになり、ここから世界的名優が生ま…

日米韓ーベルゼブルの下で内輪もめ?

ピラト時代のオーランジュの野外劇場はほぼ当時のままよく保存されています。ここで世界最高の野外劇が毎年開かれて来ました。 (写真クリックで拡大) ・ 天国はもう君の所に来ている (上) ルカ11章14-23節 (1) 先程の個所に、「イエスは悪霊を…

忍耐強くあれ

オーランジュ ・ 忍耐強くあれ (下) Ⅰテサロニケ5章14-15節 (前回からの続き) (2) さて次の、「気落ちしている者たちを励ましなさい」との勧めは、何かのことで落胆している人、弱気になっている人を励まし、奮い立たせることを言っているので…

怠けていいんです

オーランジュ野外劇場 (クリックすると拡大) ・ 忍耐強くあれ (上) Ⅰテサロニケ5章14-15節 (1) パウロは、ギリシャのマケドニア地方に生まれた小さな教会が、当時の暗闇のような世界にあって、夜空に輝く星のごとく輝くようにアドバイスして来…

平和の道具とならせてください

アヴィニヨン演劇祭にはあちこちで路上の演技が群衆を圧倒します。 (クリックすれば拡大) ・ 互いに平和であれ (下) Ⅰテサロニケ5章12-13節 (前回から続く) (2) 次に、「互いに平和に過しなさい」と述べています。別の日本語訳(永井訳)では…

自分を掛ける人があるとき影響されます

アヴィニヨン演劇祭の街はポスターであふれ、ポスター以上に色々な国語で街はあふれます。 ・ 互いに平和であれ (中) Ⅰテサロニケ5章12-13節 (前回から続く) (1) パウロの時代はまだキリスト教誕生後まもない教会の揺籃期です。パウロが宛てた…

外国の若いキリスト者は何を考えているの

アヴィニヨンの演劇祭は毎年40作品ほどが上演され、自主参加の作品は何と1千を越えます。 そのポスターの数のおびただしいのには、どんなあなたも度肝を抜かれるでしょう。 メイン会場は旧法王庁と関連施設ですが、自主参加の演劇は町の至るところで行わ…

一滴の涙も無駄にならない

・ 捨て石を用いる (下) 詩編118篇1-29節 黙示録7章13-17節 (前回からつづく) (2) この詩編は、イエス・キリストを差し示す預言になりました。イエスは、ファリサイ人や律法学者、長老、大祭司などユダヤの宗教家や国造りたち、国家を建…

捨て石を用いる

何気ないデザインに異国を感じます ・ 捨て石を用いる (上) 詩編118篇1-29節 黙示録7章13-17節 (序) 先程の詩編118篇22節-23節に、「家を建てる者の退けた石が、隅の親石となった。これは主のみ業、私たちの目には驚くべきこと」と…

ひねくれ者ほど味が出る

2千年前が活き活きと迫ります。 (クリックで写真が拡大) ・ 探せ、そうすれば見出す (下) ルカ11章5―13節 (3) 先週ちょっと触れましたが、Aが知的障碍児であると分かって、当時は青天の霹靂で何日も眠れませんでした。これは本人の責任でも、…

うなり始めた東大寺の鐘

オーランジュの凱旋門(世界遺産)を見上げていると2000年前のローマ人の声が聞こえて来ました。 ・ 探せ、そうすれば見出す (中) ルカ11章5―13節 (1) さて今日の所は、前回の「主の祈り」に続き、イエスが祈りについてお教えになった個所です…

オリンピックとキリスト

凱旋門をくぐり抜け、オーランジュの町に入って町を抜けるとそこに巨大な野外劇場があります。 今の時期、そこで演じられる野外劇は世界最高です。 ・ 探せ、そうすれば見出す (上) ルカ11章5―13節 (序) 黙示録22章、聖書の最後のページに、「私…

塔和子さん 存在の影の薄い者にも

オーランジュの凱旋門は世界遺産と思えない至近距離で無料で見れます。 戦勝記念レリーフと共に、この幾何学模様のレリーフに魅了されます。 ・ 祈るイエス (下) ルカ11章1-4節 (前回から続く) (5) イエスは、次の祈りでその事を更に集中的に教…

信仰に何程の意味があるのでしょう

オーランジュの市街 ・ 祈るイエス (中) ルカ11章1-4節 (前回から続く) (3) 「父よ、み名が崇められますように。」あなたのみ名こそ、この世とこの私において、まことに尊く崇められるものになりますようにという意味です。この世の人たちだけで…

祈るイエス

フランス第2の都市リヨンのパール・デイユ駅。 ここからパリにも、マルセイユにも、国境を越えてスイスやイタリア方面にも、 また内陸部を縦断してボルドー地方にも行けます。 ・ 祈るイエス (上) ルカ11章1-4節 (1) 今日は、イエスが教えられた…

憎しみよ グッバイ

・ 先ず小さな一歩から (下) マタイ7章24-29節(前回から続く) (3) ナパーム弾で重度のやけどを負わされ、1年半も死線をさまよった9歳の彼女は、大人になってなぜ赦しに至ったのか。怒りと恨みと憎しみから自由になり、過去から解放されるには…