2017-01-01から1年間の記事一覧

私が卑しかから食べたのよ

湖を過ぎて羊の群れの前に出ました。左に行けばあちこちに湖水地方の魅力的な何気ない風景がありました。 右端クリックで拡大 ・ 君が耐え得るように (中) Ⅰコリント10章1-13節 (2) さて今日の聖書の中心に来ました。彼は、だが、「あなたがたを…

過信する者は倒れないように

ポター夫婦のことを想いながらモス・エクルズ湖を過ぎると、突然羊の群れの中に出ました実はここで地図を持って来るのを忘れ右に行くか左に行くかで真剣に悩みました。もし左に行っていれば…と思うと恐ろしくなります。 右端クリックで拡大 ・ 君が耐え得る…

自分へのパンチ

ポターがピーター・ラビットなどを書き、無口なこの地の法律家と結婚しました。翌年、彼らはポターが愛したこの湖を買い取り、赤と白の夢見る睡蓮を育て、二人は夕べのひと時ここに来てボート楽しみました。湖には糸トンボやヤンマが飛び交い小鴨連れの鴨た…

42.195キロのような短距離走でなく

ビアトリックス・ポターはヒルトップでピーター・ラビットなどを書きました。 彼女はいつもこのパブリック・フットパスを通るモス・エクルズ湖への道をウオーキングしていました。 右端クリックで拡大。 ・ 朽ちぬ冠を(中) Ⅰコリント9章24-27節 (2…

自分との戦いとは

ウインダミア湖を船で渡り、ヒルトップのイーズ・ワイク・カントリー・ハウスに投宿。ビアトリックス・ポターが泊っていた宿です。やがて彼女はヒルトップに移住して来てピーター・ラビットを書きました。彼女はいつもこの道を通って1時間ほどモス・エクル…

自由を生きる

湖水地方――ポターさんがいつも小1時間ウオーキングしていたモス・エクルズ湖への道 右端クリックで拡大 ・ 自由を生きる (下) Ⅰコリント9章19-23節 (3) 「福音のためなら、わたしはどんなことでもします。」こういう意志は大変尊いものです。「…

愛は祈りとなります

玄関に立つビアトリクス・ポターさんと比べちゃ困ります(5) 右端クリックで拡大 ・ 自由を生きる Ⅰコリント9章19-23節 (2) 20節以下で、「ユダヤ人に対しては、ユダヤ人のようになりました。ユダヤ人を得るためです。律法に支配されている人に…

自由に謙(へりくだ)るってなかなかできません

ピーター・ラビットにならって日本に郵便を出しました(4) 右端クリックで拡大 ・ 自由を生きる Ⅰコリント9章19-23節 (1) 今日も子ども達へのお話をありがとうございました。皆さんが普段暮らしておられる所で、小さな光る宝物を見つけて来て、子…

大地に私の根を下ろす

ビアトリクス・ポターの庭は今にもプロプシーの子どもたちが出て来そうでした(3) 右端クリックで拡大 ・ 批判された大使徒 (下) Ⅰコリント9章1-12節 (3) 万全の反論と言っていいでしょう。ところが、ここまで語ったパウロは、一転論点を全く変…

批判された大使徒

湖水地方に遊びました ― ヒル・トップのベアトリックス・ポターの家で―(2) 右端クリックで拡大 ・ 批判された大使徒 (中) Ⅰコリント9章1-12節 (2) 先ず彼は、「わたしは自由な者ではないか。使徒ではないか。わたしたちの主イエスを見たではな…

彼ははぐらかさない

湖水地方に遊びました― ヒル・トップのベアトリックス・ポターの家で(1) 右端クリックで拡大 ・ 批判された大使徒 (上) Ⅰコリント9章1-12節 (序) 今朝も子ども達へのメッセージをありがとうございました。1週間勤めをなさりながら、大人たちが…

存在の源であるひとりの神

谷川岳肩の小屋から天神峠への下り 右端クリックで拡大 ・ ひとりの神 (下) Ⅰコリント8章1-6節 (2) 次に、「自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです。しかし、神を愛する人がいれば、その人は神…

知識は愛の僕(しもべ)

山頂近くの谷川岳肩の小屋 右端クリックで拡大 ・ ひとりの神 (中) Ⅰコリント8章1-6節 (1) コリントは古代ギリシャの代表的な都市ですが、クリスチャンは偶像に供えられた肉を食べていいのかどうかを常に気にしていました。 私たちが福井にいた頃、…

子どもたちとたっぷり福音を聞きました

谷川岳 オキの耳に行きました。暫らくすると一瞬スカッと晴れました。 右端クリックで拡大 ・ ひとりの神 (上) Ⅰコリント8章1-6節 (序) 今日はもう、私の話はいいんじゃあないでしょうか。どうですか。私たち大人も、子ども達と一緒にたっぷり福音を…

時は迫っている

図書館のユーモラスな彫刻 右端クリックで拡大 ・ 時は迫っている (下) Ⅰコリント7:25-35 (3) 後で歌う、讃美歌418番に、「① キリストの僕たちよ、主のみむねに従って、日ごとに証を立て、隣り人と共に生きる国をつくれ。キリストの僕たちよ…

泣かぬ者のごとく泣く

チャペルの小道 Chapel passage です。 右端クリックで拡大 ・ 時は迫っている (中) Ⅰコリント7:25-35 (2) そうした中で彼は、「定められた時は迫っています。今からは、妻のある人はない人のように、泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ば…

家庭幸福のカギ

チャペルに入るとこんな聖書朗読台がありました。 右端クリックで拡大 ・ 時は迫っている (上) Ⅰコリント7:25-35 (序) 教会学校の子ども達だけでなく、大人の私たちにも心にしみるいいお話をしてくださいました。中国人でも日本人でも、謙遜とか…

待てぬか、時を

オックスフォード大 Belliolカレッジ構内の中庭Master's Garden 右端クリックで拡大 ・ 待てぬか、時を (下) Ⅰコリント7章17-24節 (3) イエス・キリストは世の終わりの終末的な希望を指し示すお方です。それはこの手紙のあちこちで見られるテーマ…

逆境を投げ出さない人を尊敬します

カレッジの構内は大木が繁り、車の音が少しもしない静寂の中で学生の談笑と美しい小鳥の声が聞こえます。 右端クリックで拡大 ・ 待てぬか、時を (中) Ⅰコリント7章17-24節 (2) パウロは、「割礼の有無は問題ではなく、大切なのは神の掟を守るこ…

心に平和があると

ベイリオル・カレッジのコモン・ルーム。ハリー・ポッターの有名な場面と似ています。 右端クリックで拡大 ・ 待てぬか、時を (上) Ⅰコリント7章17-24節 (1) 今日の個所に、割礼を受けている者とか、受けていない者。また自由人や奴隷が出て来ま…

男女と性

ベイリオル・カレッジに戻りました。マララさんが今年入学したオックスフォード大のレディ・マーガレットは少し北です。 右端クリックで拡大 ・ 男女と性 (下) Ⅰコリント7章1-7節 (3) パウロは3度にわたる小アジアとギリシャ各地の困難な大伝道旅…

心は熱すれど肉体弱し

オックスフォード大の学生からシティ・ガイドを受けました 右端クリックで拡大 ・ 男女と性 (中) Ⅰコリント7章1-7節 (2) 彼は夫婦問題でこう言います。「夫は妻に、その務めを果たし、同様に妻も夫にその務めを果たしなさい。妻は自分の体を意のま…

女性が理解しにくい領域

Wig & Penも Beerdもオックスフォードのパブ。かつらとペンの店ではありませんでした。 右端クリックで拡大 ・ 男女と性 (上) Ⅰコリント7章1-7節 (1) 先週申しましたが、この個所はコリント教会の特殊な問題に対し、パウロが返事を書いたものです。…

秘義である君の体

オックスフォードはテムズ川の上流にあります 右端クリックで拡大 ・ 秘義である君の体 (下) Ⅰコリント6章12-20節 (3) そこで彼は15節で、「あなたがたは、自分の体がキリストの体の一部だとは知らないのか」と語り、19節で、「あなたがたの…

この水を飲むものはまた渇く

宿はオックスフォード駅の近く。自転車で駅の改札を通るカップルに会いました。 右端クリックで拡大 ・ 秘義である君の体 (中) Ⅰコリント6章12-20節 (2) パウロは、この問題に対して、かなり強力な歯止めになるものを語って行きます。万能の歯止…

宗教と性のこと

ホテルの近くを歩いてみました(2) 右端クリックで拡大 ・ 秘義である君の体 (上) Ⅰコリント6章12-20節 (1) 今日の題は「秘義である君の体」としましたが、今日は私たちの体の問題がテーマです。 体と一口で言っても、若者の体があり、お年寄り…

その時、私の命に新しい力が宿った

オックスフォードの宿の周辺を歩いてみました(1) 右端クリックで拡大 ・ 「それ」を忘るな (下) Ⅰコリント6章1-11節 (4) 最近、ディシェイザーという宣教師のことを知りました。76年前の12月8日、宣戦布告もなしに日本から真珠湾攻撃を受…

人を美しくするのは愛です

そのカレッジの正門から見るとこんな町並です。右端が宿。 右端クリックで拡大 ・ 「それ」を忘るな (中) Ⅰコリント6章1-11節 (3) パウロは、「兄弟が兄弟を訴えるのですか。しかも信仰のない人々の前で。そもそも、あなたがたの間に裁判ざたがあ…

「それ」を忘るな

宿の前にあるカレッジの正門全景。オックスフォード大学きっての名門校だそうです。 右端クリックで拡大 ・ 「それ」を忘るな (上) Ⅰコリント6章1-11節 (1) 今日の題は「それ」に付点をつけて、「それを忘るな」に致しました。それを忘れるな。私…

よいパン種

宿の前は名門校で、英のヒース首相や独のヴァイツゼッカー大統領の出身校。雅子夫人もここの出とか。 ・ よいパン種 (下) Ⅰコリント5章1-8節 (2) 本人が、以前は「みだらな行ない」をしていたにしても、今はそれをやめようと切なる願いを持ったのな…