2015-01-01から1年間の記事一覧

牧師のある一日

セーヌ川のクルーズ 右端クリックで拡大 ・ SEKAI NO OWARI (上) ルカ21章7-24節 (序) 先週は「世界の終わり」について考えていました。そうした所、ある日、何人かの牧師たちで話していて、共通の知人が心臓を外に取り出して手術した…

自分の内に底知れぬ深淵があります

バザーはみな楽しく充実していました 右端クリックで拡大 ・ 沖に出て漁をしなさい (下) ルカ5章4節 (2) さて、イエスが言われた「沖」とはどこでしょう。むろん沖とは日本語では陸からかなり離れた場所ですし、漢字も氵に中と書いて、周り一面に水だ…

腹を決めて明日に備えるだけ

大山教会バザーの開店を待つ人たちが右側にもいます 右端クリックで拡大 ・ 沖に出て漁をしなさい (上) ルカ5章4節 (1) 今の今までバザーの準備で体を動かしていましたので、身体の中を血がドクドク流れているのが分かります。暫らく沈黙の時をもって…

世界の最後はニヒリズムか

新オペラ座=オペラ・バスティーユは、オペラ座=パレ・ガルニエの重厚な豪華絢爛さはありませんが前衛的な造りです 右端クリックで拡大 ・ 神殿崩壊の予告 (下) ルカ21章5-6節 (3) 一体、何のためにイエスは神殿崩壊を予告されたのでしょう。それ…

110万人が死んだ町

モネ美施術館はこれで行きました。パリの不便な場所を巡るにはこの貸自転車がお勧め 右端クリックで拡大 ・ 神殿崩壊の予告 (中) ルカ21章5-6節 (2) さて、感嘆の声を上げていると、イエス様は言われたのです。「あなたがたはこれらの物に見とれて…

エルサレム神殿崩壊の予告

モネ美術館では一切の写真撮影が禁止でした 右端クリックで拡大 ・ 神殿崩壊の予告 (上) ルカ21章5-6節 (序) 今日の皆さんの座席はこのように普段と違ったものになっています。4年前までは会堂の幅が両端とも30cm狭く、今日の皆さんのように坐…

人生の一回性はまたとない宝です

白昼堂々、クリニャンクールの賭博師+サクラの女性。商売道具は3枚の板と段ボールだけ。 右端クリックで拡大 ・ 真実な美しい献げもの (下) ルカ21章1-4節 (3) このやもめは貧しい人ですが、非常に高いもの、お金を越えるものを見上げています。…

お盆に乗ったリビングストン

サクレ・クール聖堂において 右端クリックで拡大 ・ 真実な美しい献げもの (中) ルカ21章1-4節 (2) イエスは、「この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている…

イエスのフィールドワーク

モンマルトルの絵かきさん 右端クリックで拡大 ・ 真実な美しい献げもの (上) ルカ21章1-4節 (1) イエス様は弟子たちとエルサレム神殿の境内にいて、次々仕掛けられる論争に答えておられました。そして一息ついた時でしょう。「イエスは目を上げて…

この時代の幸せ

平日礼拝の家庭の庭は四季を通して花が一杯です 右端クリックで拡大 ・ ダビデの子について (4) ルカ20章41-44節 (4) イエス様は今日の所で、ダビデが下だ、メシアが上だなどと勢力争いをしておられるのではありません。1千年前の君たちの先祖…

優しく語ると説得力を増す

平日礼拝はこのお庭に面したお部屋でしています 右端クリックで拡大 ・ ダビデの子について (3) ルカ20章41-44節 (3) ところで、「わたしの右の座に着きなさい。わたしがあなたの敵を、あなたの足台とするときまで」とはどういうことでしょう。 …

宗教において罪は極まる

背後からのサクレ・クール大聖堂 右端クリックで拡大 ・ ダビデの子について (2) ルカ20章41-44節 (1) イエスは彼らに言われた。「どうして人々は、『メシアはダビデの子だ』と言うのか。」 「彼ら」とは、今申しました律法学者やファリサイ人な…

敵陣の中で

似顔絵画家たち 右端クリックで拡大 ・ ダビデの子について (1) ルカ20章41-44節 (序) 今日は45節から、最後の47節まで含めてお話しさせて頂きます。 この20章には、色々な論争が書き留められていました。イエスが仕掛けた論争でなく、律法…

心に自由なスペースを作る

モンマルトルの画家 右端クリックで拡大 ・ 悲しみが喜びに変わる (4) ヨハネ16章19-22節 (3) 私たちの心にキリストの喜びが宿り、その喜びが消えぬためにはどうすればいいのでしょう。イエスのみ言葉を静かに味わい、それを撃ち込まれた弾丸の…

希望という弾丸を撃ち込まれた

モンマルトルで ・ 悲しみが喜びに変わる (3) ヨハネ16章19-22節 (2) さて、イエスは21節で、ご自分の死と復活を出産に譬えて、「 女は子供を産むとき、苦しむものだ。自分の時が来たからである」と語られました。 10年前に、英語が出来な…

キリスト教の喜びはイースターの喜び

凱旋門からシャンゼリゼ大通りを臨む ・ 悲しみが喜びに変わる (2) ヨハネ16章19-22節 (1) しかもイエスは、宣教の初め頃から、「花婿が取り去られる時が来る」と、謎めいた言葉を語って、その時には祝いの時が終わると予告しておられました。…

婚礼の行列が通ります

国会前で吠えていた時、強行採決が行われました。野党議員が先ず襲ったのでなく、与党議員たちが委員長を取り巻いて抜き打ちで強行採決を決行しようとしたので、野党議員が詰め寄ったのです。 悲しみが喜びに変わる (1) ヨハネ16章19-22節 (序) …

エロス

野党議員が群がっていると誤解しますが、与党議員が議長を守って強行採決しようとしたので野党が詰め寄ったのです。中央で鴻池委員長を守っているのが与党議員です。 右端クリックで拡大 ・ 何に望みを置いていますか (下) 1ペトロ6章17-21節 (3) …

物惜しみせず喜んで与える人たち

9月16日国会前に集った人たち約2万人。若い人たちが多くいました。 右端クリックで拡大 ・ 何に望みを置いていますか (中) 1ペトロ6章17-21節 (2) 今日の聖書は、そういうものに望みを置くのでなく、「わたしたちにすべてのものを豊かに与えて…

魔性のありか

完全無農薬の都心の巨峰 右端クリックで拡大 ・ 何に望みを置いていますか (上) 1ペトロ6章17-21節 (序) テモテ前書を学んで来て、今日はその最後になりました。前回の所は、神への賛歌が高らかに歌われていましたし、最後に喜ばしくアーメンという…

違いがあるのは助け合うため

モンマルトルの路地で(2) 右端クリックで拡大 ・ 勇気を与えた喜び (下) マタイ13章44-46節 (3) イエス様が語られたこの譬(たと)えのハイライトは、世にも稀(まれ)な気品溢れる真珠を見つけた商人と、金銀宝石がザクザク、億兆円の莫大な…

侵略の歴史に宝がザクザクある

モンマルトルの路地で ・ 勇気を与えた喜び (中) マタイ13章44-46節 (2) さて、先ずこの譬えから身近なことを考えさせられます。畑とありましたが、私たちの生活という畑にも、宝が隠されているでしょう。足元に、思い掛けない素晴らしい宝が隠…

真珠の目利き

マレ地区のウインドーショッピング 右端クリックで拡大 ・ 勇気を与えた喜び (上) マタイ13章44-46節 (序) 外国には時々マルガレーテさんという名の人がいます。英語名になるとマーガレットさんです。この名前は、いずれも元はギリシャ語のマルガ…

あなたは永遠の伴走者

時間があったのでクリニャンクールからぶどう畑のある裏道を上りモンマルトルに向かいました 右端クリックで拡大 ・ ピラトの前で証しした方 (下) Ⅰテモテ6章11-16節 (4) 最後に、「神は、祝福に満ちた唯一の主権者、王の王、主の主、 唯一の不死…

元大統領のカーターさん

パリの凱旋門の前で夕方6時半に無名戦士に捧げるセレモニーが行われていました 右端クリックで拡大 ・ ピラトの前で証しした方 (中) Ⅰテモテ6章11-16節 (2) さて青年テモテは、「命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に…

自分を変えたい。だが変えられない

これ、ベリブvelibって言います。1日約250円でパリを楽しく乗りまわしました。 右端クリックで拡大 ・ ピラトの前で証しした方 (上) Ⅰテモテ6章11-16節 (1) 今日の個所は若き伝道者テモテに宛てられた言葉です。「神の人よ、あなたはこれらのこと…

信頼し合った者たちの喜び

昔、朝早くドゴール空港からバスで凱旋門に着いた時は閑散としていました 右端クリックで拡大 ・ 現世利益を越える喜び (4) Ⅰテモテ6章2-11節 (3) 8節に、「食べる物と着る物があれば、わたしたちはそれで満足すべきです」とあります。この言葉…

現世利益を越える喜び

野生も大事なシャンゼリゼ大通り 右端クリックで拡大 ・ 現世利益を越える喜び (3) Ⅰテモテ6章2-11節 (2) それは現世利益(りやく)の道です。何とか自分の利益になることをしたい。自己中心、その思いが強いです。 次に6節以下は、5節を混ぜっ…

喜びに満ちた旅人

シャンゼリゼ大通りのクレープ屋さん。手つきも味もよかったです 右端クリックで拡大 ・ 現世利益を越える喜び (2) Ⅰテモテ6章2-11節 (1) こうして今日の個所に入る訳で、最初にこうありました。「これらのことを教え、勧めなさい。異なる教えを…

破れた姿をさらけ出して

オベリスクのあるコンコルド広場から凱旋門を遠望 右端クリックで拡大 ・ 現世利益を越える喜び (1) Ⅰテモテ6章2-11節 (序) 時々、テモテ前書を取り上げていますが、この手紙は2世紀初めの、日本ではまだ弥生時代後期でしょうが、今から約190…