目覚めるのが怖い


           F. M. ホル(1845-88)。アシュモレアン博物館で。        右端クリックで拡大           
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                                            レバノン杉のように (1)
                                            詩編92篇1-16節



                               (序)
  子ども達に重い皮膚病(ハンセン病、らい病)の男の癒しを話しましたが、神谷美恵子さんは長くハンセン病の人たちと出会って来られた人ですが、「毎朝目が覚めるとその目覚めると言う事が怖ろしくてたまらない人があちこちにいます」という書き出しで「生きがいについて」と言う本を書いておられます。

  目覚めがいいとか、「今日もやるぞ」というような威勢のいいプラス思考の話が多く聞かれますが、目覚めるのが怖いと思っている人たちが、社会にはいらっしゃると言うことを話したかったし、そういう人をイエスは抱きかかえて愛された、希望を授けられたと言う事をお話したかったのです。でも幼稚園から中学生までですから、中々うまく行きませんでしたね。すみませんでした。

       (つづく)

                                         2018年6月24日


                                         板橋大山教会  上垣勝



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