3人の博士たちは本当?
アンブルサイドは梟(ふくろう)による狩りが盛んとか。
若い梟狩りの姉ちゃんが観光客の腕に3ポンドで止まらせていました。厚い革袋を着用させて。
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不安を抱く王 (上)
マタイ2章3節
(序)
今日は予定を変えて、今、Aさんが子どもたちにお話し下さった、東方の占星術の学者たちの来訪の中の、3節を取り上げました。礼拝の中で、出来れば聖書朗読は1回がいいですから、私の方が歩み寄ってここをお話することにしました。また、今日は礼拝後にお茶の会がありますから、先程のAさんのお話と私の話のご感想やご質問などをお聞きしてお茶の時を楽しみたいと思います。
Aさんが旧約聖書などを引いて東方から来た占星術の学者の物語をして下さって、この学者たちは東方の王であったと言われました。今、物語と申しましたが、これはただ単なる昔話ではありません。
最近驚いたのは、マルコポーロの「東方見聞録」を読み終えて、この3人の王のことがそこに出て来るのです。彼は商人ですから、別にそんな事を調べにイタリアのベニスから中国まで遥々行ったのではありませんが、途中、今のイラクかイラン辺りの町を通った時に、昔その付近の王国の3人の王たちが救い主を求めて西方に旅立った言い伝えが残っていると記しているのです。ユダヤに話が残っていたり、ヨーロッパに残っているならともかく、やがてイスラム圏になって完全に何百年もイスラム化した地域です。そんなイラクやイラン辺りの地元の王の話として、話が残っていると1300年代に書いていまして、本当に驚きました。ですから3人の博士の話は単なる作り話でなく、かなり信憑性があるのでないかと思います。
(つづく)
2017年12月10日
板橋大山教会 上垣勝
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