特別な授かりもの


                            講壇のミモザ            右端クリックで拡大
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1月22日 説教抜粋



                                         フィリピ4章4-7節
                                         「単純な喜び」



  今年も皆さんの教会と講壇交換をすることが出来て嬉しく思います。毎年1回、こうして講壇交換が出来ることは楽しみであり心から喜んでいます。ただ私にとっては、講壇交換というよりも懐かしい実家に帰る思いです。大塩先生は父親ではありませんし、そう思われるのは御迷惑でしょうが、大塩先生がおられる限りは毎年これからも里帰りのような思いで皆さんとお会いすることになると思います。

  「おられる限りは」なんて言ってしまいました。じゃあ、おられなくなる日を思っているのか、もう想定内にあるということかなどと突っ込まれると、「しまった、口が滑った」と、いやこれもいけませんね。心ではそう思っているんだろうなんて。でもまだお元気だし、ずーとお元気でいて頂きたいと思います。

  それで、何が「それで」か分かりませんが、今年は幸先がいいんです。暫らく前に植えたミモザが毎年黄色の美しい花をつけるようになりましたが、今年は元旦に花が咲いたのです。元日ですよ。普通は2月中旬ですが、もう満開の枝々があって驚いています。それで、今日の大山教会の講壇にボンボン状に咲き乱れたミモザを活けてまいりました。

  幸先がいいと思っていましたら、先程石神井川に沿って王子まで歩いて来て都電に乗りましたら、次の駅で席が空いたので、腰をかけてリュックを膝に乗せて手を置きましたら。何か冷たいものに触れてびくっとして恐るおそる見ましたら、何でしょう、多分カラスのフンですね。1300万都民中、今日こんなことになる人はそうざらにいないでしょう。もしかすると私だけかも知れませんね。特別選ばれた。これって特別な授かりものじゃあないかと思いました。むろんケリテ川のカラスのように肉片を運んで来てくれればもっと良かったんですが。

  「天は二物を与えず」といいます。意味は違いますが、2つとない天からの授かり物を頂いて、今日は、「喜びなさい」とありますから、この辺で本題に入って行きたいと思います。


                                            板橋大山教会 上垣 勝




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